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【スペイン巡礼9日目】1週間ぶりに全荷物を背負って歩いた日。トイレを探しながらゴーストタウンを通過して辿り着いた宿は、全く繋がらないWi-Fiと寝返りしたら死ぬかもしれないベッドでした

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Najera(ナヘラ)〜Santo Domingo de la Calzada(サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサ−ダ) 21km

6時起床。昨夜は22時すぎに就寝したので、睡眠時間は足りてるはず、、、はずなんだけど、実際は夜中にある事件が起きて、数時間眠れなくなったため、なんか疲れが取れていない感じ。

夜中1時すぎ、小さな部屋(二段ベッド3台)に響き渡る轟音。動けない狭いLCCの座席でも、周囲がうるさくても、照明がつけっぱなしでも、枕があってもなくても、いつでもどこでも寝れる(図太い)私でさえ起きてしまうレベル。かなりすごいでしょ?笑

何事?!と思い、その轟音の発生源を探した。探す間もなく、すぐ見つかった、、、けど、一瞬信じられなくて。だって、その轟音(つまり、誰かのいびき)の発生源は、私と同じ二段ベッドの下段だったんだもの!昨日、他人のいびきを散々批判していたカナダ人のおばさん!え、こんなオチ?と、逆に面白くなっちゃって。暗闇の中、このシチュエーションが面白くなっていた私の足の裏をちょんちょんと突かれた気がして。気のせいかな?なんて思いながら、少し上体を起こしてみたら、隣のベッドの上段ベッドのエリーも同じくニヤニヤしてて。2人で声を殺して笑っちゃった。エリーの隣のベッド上段にいたスペイン女子が「ちょっとひどすぎない?寝れないわー!」とかなりイライラし始めたので、エリーが新品の耳栓をプレゼントしてあげて、一件落着した模様。

アルベルゲに置いてある荷物運搬サービス用の封筒。業者によって値段が違うので、好きなものを選ぶ。

そんなわけで、眠くてぼんやりしながら朝のルーチンワークをして、1階レセプション横の大テーブルでパッキング。突然「今日は荷物運搬サービスを使わず、久しぶりに荷物を全部持って歩いてみようかな!」と思ったの。となると、あれもこれも捨てなきゃ(笑)バックパックを送る時に使っているポケッタブルリュックも小さく畳んでしまわなきゃいけないし、あー!どうしてこんなに荷物が多いの?!?!と百万回くらい心の中で思いながらも、バックパックにぎゅーぎゅーに押し込んで完了!

朝食は、自家製サンドイッチ(パンに、サラミとチーズを挟んで、マヨネーズも)2個。昨日購入したばかりの瓶入りマヨネーズは、泣く泣く冷蔵庫に置いて寄付してきた。エリーにもらったオニオンスープ。ログローニョのアルベルゲの冷蔵庫で取り出せなくなったのと同じ、OIKOSのストロベリーヨーグルト(ギリシャヨーグルトなので濃厚!)。朝からたくさん食べていい感じ。アロエジュースのペットボトルを洗って、ミネラルウォーターに入れ替えて、ついにハイドレーションシステムが準備完了!

ナヘラの町といえば、、、の迫りくる赤土の崖!

7:15、10kg越えのバックパックを背負って、アルベルゲを出発。1週間ぶりに背負うバックパックに慣れなくて、足元フラフラ。村のすぐ後ろに迫る、ナヘラ名物の赤土の断崖絶壁(すごい迫力!)を見ながら、清掃車を避けながら、登り坂の石畳を歩いて街を抜ける。その後少し急な登り坂を過ぎたら、だいぶラクな道になってきた。まだまだ赤土が続いている。

ブドウ畑

遠くに見えてきたのが、アソフラの村

ナヘラから5.8km、Azofra(アソフラ)の村に到着。ここは、昨今のスペイン巡礼ブームの火付け役となったパウロ・コエーリョ著『星の巡礼』の重要なシーンに出てくる村である。

かなり小さい村

小説に出てくる泉がどこにあるかわからないまま、アソフラの村を通過。他の巡礼者数名にもあとで聞いてみたけど、みんなわからなかったみたい。え?アソフラって何?と言っていた人もいたけど、それはおいといて(笑)

アソフラの村を通過した後で、トイレに行きたくなった。さっきのバルで行っておけばよかった。次の村は、9.3km先。そこのバルで行くことにして、トイレのことは考えないようにして先を進む。

小麦畑の続く丘

ひたすら一本道

前も後ろも、右も左も、小麦畑

バックパック背負ってるよアピール

ブドウ畑と小麦畑

小麦畑の1本道は、緩やかに上り坂。最後に、グイッと急激な上りになる。荷物が重くて、後ろに引っ張られる感じ。こんなにきつい上り坂があるとは想像してなかった、、、今日の難所は、ナヘラの村を出た直後の上り坂だけだと思っていたのに。あとからガイドブックを見たら、ここも2kmで標高150m分くらいを一気に上っていた。上り坂きつかったのも、納得。こんな1本道では道に迷うこともないので、Podcastで韓国の歴史や社会問題について聴きながら、ハアハア言いながら、なんとか上りきった。ああ、また韓国行って、美味しいもの食べたいなあ。その前に、トイレ行きたい(笑)

出発から3時間ちょっと経過。きつすぎる坂道を上りきったら、前方にCirueña(シルエナ)の村が見えてきた。この村は近くにゴルフ場があり、リゾート開発でできたニュータウンだが、不況のため買い手がつかなくなり、ゴーストタウン化しているらしい。

左手にはゴルフ場

本当にゴーストタウン!

「ゴーストタウンって言っても、1つくらいバルあるでしょ〜」なんて思っていた私が甘かった。本当に、ゴーストタウン!一部、工事中の建設員がいる気配がしたけど、それ以外に住民が全くいない。立ち並ぶ家にはどこも「VENDE(売り出し中)」の張り紙がしてある。人がいないのだから、もちろんバルもない。トイレにも行けなかった。(ゴルフ場のレストランでトイレ借りればよかった、失敗!)

ああ、トイレ行きたい、、、とばっかり考えながら歩いていたら、途中のベンチで休憩しているヨーロッパ系の女性巡礼者から時間を聞かれた。時計ないのかな?スマホ充電切れしちゃったのかな?と思いながら、時間を教えて、そのまま追い越した。その後、韓国人のポール(スタンプ集め大好き&情報通)が追いついてきて、「知ってる?昨日、ナヘラの公営アルベルゲで盗難事件があったんだって!夜中に部外者が忍び込んで、数人のスマホや現金が盗まれたらしいよ!さっき、ベンチに女性いたでしょ?彼女はスマホ盗まれちゃったから、次の大都市で新しいの買わなきゃって言ってた。Yukaも貴重品はちゃんと管理しなきゃだめだよ〜!ところで、スタンプ何個になった?」と、結局最後はスタンプ個数対決に持ち込まれた(笑)

この盗難事件が発生した公営アルベルゲ。昨日、私とエリーが泊まるつもりで1度訪問した平屋建てのアルベルゲだった!なんとなく嫌な予感がして、泊まるのをやめて正解だった。でも、このアルベルゲのせいではなく(確かに、このアルベルゲは誰でも出入りできそうだったけど)、治安のいい巡礼路ということで気が緩みがちだったけど、貴重品管理は自己責任。次は我が身かもしれない。もう一度、気を引き締めないと!と思った。

スタンプ集め王ポール

ゴーストタウンを抜けると、下り坂。かなり下った後は、上り坂。大きなバックパックを背負って丘を越えるのは、本当につらい。巡礼路脇の木陰に荷物を降ろして、10分休憩。荷物も、背負ってしまえばチェスト&ウエストベルトで支えられるので少しは楽だが、背負う瞬間がきつい。トイレに行きたいので、水分補給も最小限に抑える。

坂を下った先に、本日の目的地サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダが見える

ずっとトイレに行きたくて。でもバルがなくて、トイレに行けなくて、景色どころじゃなくて。トイレ。

と思っているうちに、本日の目的地サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサ−ダが見えてきちゃった!

村に続く、緩やかな下り坂を小走りで進み、村に入って一番手前のバルでトイレに行くんだ。村に入ったのになかなかバルがないよ〜。尿意をごまかすために、歌おうと思ったけど、思いつかなくてミスチルをリピート熱唱。熱唱していたら、綺麗なバルを発見!バルに駆け込んだら、快くトイレに案内してもらえた。やっとトイレ行ける!と思ったら、1つしかない個室がなかなか空かない!やっと出てきたのは、韓国女子ミリーだった!奇遇ね!

トイレでスッキリしてから、アイスティーで休憩

今日は次の村まで行く、というミリー(彼女はものすごい早起き&健脚!)と一緒にバルを出て、アルベルゲに向かって巡礼路を進んでいたら、ファンタ野郎に遭遇!「このモニュメントと一緒に俺を撮れ!」となぜか私達に命令してきた(笑)

アルベルゲ横にアウトドアグッズのお店

12:30頃、公営アルベルゲにチェックイン。ベッド代8€。この時期、この村唯一の公営アルベルゲ(220床!)。ほとんど休憩しないで歩いてきたせいか、5番目の到着だった!

アルベルゲ外観

2階ベッドルームからの眺め

上段は、寝返りしたら死ぬ(気がする)ベッド

プライベート空間を確保されてる方々

巡礼出発前夜に泊まったサンジャン・ピエ・ド・ポーのアルベルゲと同じくらい、ギシギシ揺れる二段ベッド。上下どちらの人が少し寝返りするだけで、もう一方のベッドも大きく揺れる。それはまだいいとして、何がすごいって、このベッド。柵がほとんどない!!!ちょっと押したらすぐ外れて落下しそうなベッドフレームが、ベッド片側に少しついているだけ。私が指定されたのは、ドア横のベッド上段。寝ている間に落ちるのが怖すぎて、フレームのある側に寄って、身を縮めて眠るしかない。

シャワーを浴びて、アルベルゲ向かいのコインランドリーに3人でシェアして入れて、みんなで夕食の自炊用食材を買いに、スーパーマーケットへ。洗濯するつもりで手に持っていた、汗で濡れたフリースを洗濯機に入れ忘れて少し落ち込んだ。

シエスタ休憩直前のパン屋さんで

スーパーへ行く途中、美味しそうな匂いに誘われてパン屋さんにも寄って、クリームパン1€。

バゲット戦士

スーパーで今夜のディナーと、明日の朝食用の食糧を調達。ヨーロッパといえば、のバゲットは美味しいけどすぐ硬くなっちゃうのと、大きなサイズ(もしくは2本入り)しかないから、最近はミルクパンのような、柔らかいパンを買うことが多い。スーパーでも、スペイン人メンバーがいると心強い。そして、この韓国男子達は優しいし、気が利く。

アルベルゲに戻って、ジニーに借りたドライヤーで髪を乾かした。このアルベルゲはWi-Fiは飛んでいるものの、全然使えないので、Wi-Fiの繋がるバルに行こうかと思いつつ、気づけば爆睡。ほぼ柵のない二段ベッドの上段、落下の危険性で緊張感がハンパない中、寒くて寒くて(窓が開いていたから?)寝袋の中で縮こまりながらも、昼寝3時間。聖ドミンゴの祀られている、有名なカテドラルの見学に行けなかった、、、眠かったんだから、しょうがないかな。

ナスとトマトのパスタソーズとグリーンサラダ

ベジタリアンのために、肉なしメニュー

18時頃にキッチンに降りていくと、既に他のメンバーによるお料理がスタートしていたので、メインはまかせて、私は韓国男子達のためにゆで卵を作る。IHコンロの火力が弱くて、すぐエラーになったりして、難航する。今夜の私達のメニューは、またまたトマトソースのパスタ。ベジタリアンがいるので、肉なし。

隣の韓国グループによるプルコギ

レトルトの白米と共に

アメリカン男子は、骨つきチキンをバターソテーしてブロッコリーの付け合わせ、韓国グループはプルコギ&レトルトご飯。どちらも美味しそう!それにしても韓国勢の韓国メシへの意気込みがすごい(笑)え?そんな食材どこで入手したの?と毎回気になる。いいなあと見ていたら、プルコギをおすそ分けしてもらえた。辛いけど、美味しかった。楽しく食卓を囲み、20時すぎに解散。

アルベルゲすぐ横のバル

大部屋に戻ると、既に半分照明が消え、寝ている人も。私は昼寝しすぎで目が冴えていたのと、Wi-Fiに繋げたかったので寒空の下、外出。アルベルゲの2軒隣くらいに営業中のバルを発見。地元民で賑わう中、Wi-Fiナマハゲみたいになってたはず。Wi-Fiあるが?!って。ナマハゲ卒業のためにも、早くSIMカード買おうっと(笑)

コーラを頼んで、サクサクインターネット。やはりインターネットがない生活はつらい。日本はまだ寝てる時間なので、一方的に色々と思いを綴って終了。そうこうしてる間にどんどん地元民が増え、いつのまにか私が地元客の談笑の真ん中にいる図に、、、もしかして、この席は常連さんの特等席だったのでしょうか。帰ろうとした頃に、コーラのおまけにトルティージャの載ったバゲットのタパスをサービスしてくれた。

アルベルゲの門限は22時。21:30頃、アルベルゲに戻って、日記を書いておやすみなさい。どうかベッドから落ちませんように、、、!

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