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【スペイン巡礼34日目】最初で最後の休養日。静寂に包まれたサンティアゴの街にひとりぼっち、巡礼証明書を手に入れた後はホテルで休憩しながらゆっくり巡礼を振り返るつもりが意外と多忙になってしまった1日の記録。

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Santiago de Compostela(サンティアゴ・デ・コンポステーラ) 休養日

アラームは7時にセットしたけれど、時計を見るとまだ6:30。隣でエリーも起きたみたい。ログローニョで寝坊した時以外は毎日6時起きだった。あ、San Martin del Caminoでも7時すぎに起きてたかも!

足の痛みで、歩いてフィステラを目指すことを諦めた私の本日最大のタスクは、巡礼事務所に行き、なるべく並ばずに巡礼証明書をもらうこと。事務所のオープンが8時だから、できればオープン前に到着したい。

ベッドから起き上がり、壁につかまり呻きながらトイレに行き、着替える。スポーツタイツは履かなかった。どのくらい足首が痛むかわからないから、歩くスピードを考慮してストックを持って7:30すぎに部屋を出発。

ケガをしていなかったら、ホテルから事務所までは所要時間約5分。案の定、想像以上の激痛で2階の部屋から階段を降りてホテルの外に出るだけで時間がかかってしまった。外に出ると、少しひんやりとした空気。この時間、大聖堂前の広場にも人がほとんどいない。通勤途中と見られる地元民が少しだけ

なるべく痛みを感じない足の角度で、ゆっくりゆっくり歩く。通りがかった地元のおじいさんから、オーマイガー!的なアクションされる。私もそう思いますよ(笑)

広場に面したパラドール前の坂を下り、右に曲がる。下り坂が本当につらい。

パラドール(Parador)は、スペイン全土に展開している国営のホテルで、中世の古城や王侯貴族の邸宅や別荘、修道院などの歴史的建造物を利用した、まさにスペイン中世の雰囲気を感じることができる宿泊施設です。

建物や庭など敷地内には当時の姿をとどめつつ、客室は贅沢かつ優雅に改装されているので、優雅にかつ快適に滞在することができます。

-ホテリスタより引用

既に先客が!

50mほど先の左側の建物前に人が集まっている。あそこが巡礼事務所のようだ。もっと早く部屋を出ればよかったかな。7:48頃に到着した私はざっと数えて15番目くらい。ほぼ全員バックパックを背負っていないから、昨日サンティアゴに到着した巡礼者達だろう。

ディスプレイに窓口番号が表示されるのでわかりやすい

パーソナライズされた巡礼証明書をご用意しますよ

8時を少し過ぎに事務所が開き、並んだ列のまま建物内に入って、また廊下に並んで少し待った。頭上には電光掲示板があり、そこに順次カウンター番号が表示され、1人ずつ中に入るようなシステムになっている。

8:15頃「次呼ばれたら私の番ね」と思っていたら、後ろからエリーの声。「ちょうど大聖堂前の広場にブリューが歩いてたから連れてきたよー!巡礼事務所にいるYukaちゃんに会っていってあげてー!ってお願いしてついてきてもらったよ!」

なんと、昨日結局ゴール後も会えずじまいだったスペイン人ブリューに再会できた!巡礼中の感謝を伝えて、ハグして、これからフィステラに向かう彼を見送った。なんだかんだ、出発地点のサンジャン・ピエド・ポーで同じアルベルゲに泊まり、初日から共に歩んできた仲間だもの。エリー、最後にお別れのチャンスをくれてありがとう!

ブリューとのお別れをしていたら私の順番が来て、部屋に入った。指定されたカウンターの女性スタッフにクレデンシャルを提出し、彼女がスタンプを確認している。2日目のアルベルゲで宿のレセプションスタッフが間違えて日付を【2021年】と書いたスタンプを指して、あなたは未来からやってきたの?と笑われた。

彼女が証明書に私の名前や日付を書き込む間に、私も巡礼完了者名簿に記入する。名前や国籍、住所、年齢、職業、巡礼の目的にチェックし、あとは出発地点などを記入した。ここでも巡礼登録と同様、個人情報の保護という概念は全くないらしい(笑)私より前に記入した人の個人情報丸見え。出発地の欄だけチラッとみたら、私達のようなフランス出発組は全然おらず、サリア出発が多かった。

無事コンポステーラ(巡礼証明書)を発行してもらった。

巡礼の証。クレデンシャルとコンポステーラ

これで手続き終了かと思ったら、なんと!(昨日、韓国人プロのコンテさんも招待されたという)パラドールのレストランでの無料ランチバウチャーがもらえちゃった!この無料ランチバウチャーはその日の巡礼事務所で手続きをした巡礼者先着10名にしか配布されない、超レアなバウチャー。私は確実に10番目より後ろだったから、私の前に並んでいた人で招待を辞退した人がいたんだと思う。さらに大聖堂の美術館のインビテーションまで!全然想像していなかった分、とっても嬉しい!

カウンターを離れ、出口手前のレジで3€払って、すべての手続きが完了。ちなみに、このレジで証明書を入れる筒(中学校の卒業式で配布されたような、紙製の筒)が購入できるが「巡礼事務所で買うと3€だけど、街中の土産物屋さんだと他のデザインで1〜1.5€だから、土産物屋さんで買うべき!」と、数日前に既にゴールした韓国女子ミリーから情報を得ていたので(チョウ経由で)、私もケチってここで筒を買わなかった。(ここで買えばよかった、と5分後には後悔していた笑)

地の果てフィステラに向かって1人、歩きだしたエリーを見送る

待っててくれたエリーと一緒に巡礼事務所から出た。これから1人、フィステラに向かう彼女と並んで歩き、通りの角で見送った。あんなに毎日一緒にいて、もう話すことも話し尽くしたはずなのになんとなく別れ難く、でも8時過ぎてるから彼女もゆっくりはしていられない。後ろ髪を引かれる想いで笑顔で手を振ると、坂を下って行く彼女の鈴の音が遠ざかる。

そう、彼女は日本の友人知人達から餞別でもらったという鈴をバックパックやサコッシュに数個つけていたので(熊が出るわけじゃないのに笑)、巡礼中、私の傍にはいつも彼女の鈴の音が響き渡っていた。

いつもなら「ごめん、お待たせしましたー!」とか言いながらエリーに駆け寄り(私はいつも彼女より準備が遅かった)並んで歩くはずなのに、今日の私は何も持たず、通りの角に立ち尽くしているだけ。彼女の後ろ姿はどんどん遠くなり、見えなくなってしまった。鈴の音はもう、聴こえない。

何かが終わった瞬間。私の中でスペイン巡礼は、昨日の大聖堂前の広場へのゴールでもなく、今朝巡礼事務所で証明書をもらった時でもなく、この瞬間。エリーの鈴の音が遠くなった時に終わった。

内側から声が聞こえた。おつかれさま、よくがんばったね、と。

昨日とは打って変わって静かな広場

どのくらい立ち尽くしていただろうか。ようやく気持ち切り替えることができた。よし、病院に行こう。病院から戻ったら、パラドールの無料ランチに行って、夜は大聖堂の美術館見学。初めての休養日は、意外と忙しそうな1日になりそう。

その前に、大事な巡礼証明書を入れる筒を買わなきゃ。でもまだ9時前。お土産屋さんはどこも開いてない。お土産屋さんが開くまで、どこかバルで朝食を食べて待つことにした。そういえば大聖堂の中を見学して、聖ヤコブの像にハグして御礼を言わなきゃ。大聖堂前の広場を抜けてホテルのほうのバルにするか、それともバグパイプの演奏をしていた階段を上って巡礼路を戻ったほうのバルにするか。大事な2枚の証明書をひらひらを手に持ちながら少し悩んで、巡礼路を戻る方向に向けて、1歩ずつ階段を登った。

クロワッサンに刺さるナイフ

これが無料バウチャー(名前入りなので他人に譲渡できない仕様)

軒並みシャッターが下りていて、営業しているバルがない。一番最初に目に付いたバルに入り、カフェ・コン・レチェとクロワッサンを注文した。

9時を過ぎたのでバルを出て、近くのお土産屋さんで筒と絵ハガキを購入。これからすぐに病院に行こうか、それとも大聖堂内部の見学をしようか。でも大聖堂の入口がわからないから誰かに聞かなきゃ。そんなことを思いながら階段を下り、大聖堂前の広場に来てみたら、広場の片隅に見覚えのある顔。ジョン、チョウ、ヨンがいる!

どうしてー?今日歩いてフィステラに行くんじゃないの?もう会えないと思っていたから、彼らが目の前にいるのが信じられない。「今日は20㎞しかないから、大聖堂見学してから出発しようと思って」とジョン&チョウ。ヨンは大聖堂見学はせずに今から出発するところだった。本当に嬉しい!最後にもう一度会えてよかった!

大聖堂のエントランス近く

大聖堂内部は改装中

ジョンとチョウと一緒に大聖堂の見学に行くことになった。大聖堂内部は改装中であちこちに足場が組んである。ジョン曰く、昨日の正午のミサもここではなく、少し離れた教会で行われたんだそう。

狭い階段を降りて地下に安置されている『銀の棺』を見学。また階段を登って地上に戻り、また狭い階段を上って聖ヤコブの像へ。巡礼を終えた者の恒例行事として、聖ヤコブの後ろからハグをした。大聖堂を見下ろす場所に設置された聖ヤコブ像の背中は、想像よりもかなり大きい。以前はここも写真撮影OKだったようだが、今回は撮影禁止の看板が出ていた。ちょっと戸惑いながらも、心の中で感謝の言葉を呟きながらゆっくり抱きしめた。続いて、ジョン。スキンヘッドで全身Tattooだらけの強面ジョンのハグが可愛い。ぎゅっと顔まで近づけて、ママに抱っこされる赤ちゃんみたい。

大聖堂にも大好きな仲間と来れてよかった。2人とギュッとハグして、これでお別れ。バイバイ。

大聖堂エントランスの近くにある銅像。巨大な足!

病院に行くためのタクシー乗り場前で、巡礼前に加入してきた保険のサポート内容を確認するために、東京海上サポートデスクに電話して事情を説明した。今から私が行こうとしているのは提携病院ではないけれど、保険適用になるとのこと。ホッと一安心。

今朝、巡礼事務所のお姉さんにも聞いてみたけど、特にオススメの病院はないようだったので、Googleレビューの高かった『Santiago Clinic Hospital』へ向かった。タクシー代7€。

到着!

結構大きな総合病院。整形外科?専用のエントランス前にタクシーが停車し、ストックをついてよたよたとタクシーから降りて歩き始めたところ、建物内から見ていたらしい病院スタッフの女性が車椅子を持って走り寄ってくれて、車椅子に乗せてくれた。日本でも乗ったことがないのでなんだか恥ずかしいけど、車椅子ってものすごく楽なのね!受付に並んでいた妊婦さんも、大丈夫?何かあったら私が手伝うわよ!と言ってくれて、スペイン人の優しさにジーン。

人生初の車椅子体験@スペイン

どうやらこの病院、積極的に英語でコミュニケーションをとろうとするスタッフはいらっしゃらないみたい。ここはスペイン。多くを求めてはいけない。でも困った。(日本の病院も英語通じるか?と問われたらノーだから、スペインだけを責めるわけにはいかない)

受付でパスポートを提示して、日本の住所をメモに書いて、待つ。名前と番号がプリントされたシールとリストバンドを渡されて、車椅子のまま待合室に。名前呼ばれたら、呼ばれた番号の部屋に入ってね!と言われて、スペイン人で賑わう待合室の真ん中に置き去りにされた。スペイン語のアナウンス、すぐにわかるかな?車椅子でちゃんと移動できるかな?なんとかなると思うけど少しドキドキ。

アナウンスで名前が呼ばれた!えっと、、、片手にストックを束ねて持っているので、片手で車椅子をうまく漕げない。どうしよう!と思っていたら、近くに座っていた見ず知らずのおじさまがすっと立ち上がって車椅子押して部屋まで連れて行ってくれた!なんて優しいの。

通された部屋にいたのはドクターではなく、おそらくナース。病状を簡単に説明したかったが英語は全然わからないと言われてしまったので、スマホのGoogle翻訳画面を見せて、なんとか事なきを得た。次呼ばれたら9番の部屋ね!と9番の部屋の目の前に車椅子でまた放置された。

少し待って、また名前が呼ばれた!今度は近くにいたお姉さんが車椅子を押してくれた。みんななぜそんなすぐ行動できるの?逆の立場、もし日本の田舎の病院の待合室で謎の外国人が車椅子に乗っていたら、彼/彼女のためにすぐに行動できるだろうか?私はちょっと、躊躇ってしまうかもしれない。

通された診察室には、スペイン人男女1人ずつドクターがいて「ごめん、英語はいまいちなの」とのことで、お互いのスマホのGoogle翻訳画面を見せ合いながら、英語で会話しながらの診察。触診の後はレントゲン撮影。雑な感じに左足首を甲側からレントゲンを1枚撮影されてすぐ部屋から追い出され、車椅子のまま廊下でボーッと待たされた。えっと、、、パラドールのランチご招待が13時スタートなので、それまでに戻りたいんですけど、どうなってますか?笑

数十分後、また診察室へ。「レントゲン見ても、骨にヒビは入ってません、問題なし!」との診断。(こんなに痛いけど骨折じゃないんだ?)とりあえず、よかったー!で、痛みの原因は何ですかね?「Overloadですね!」先生、それはわかってました(笑)

ギブスでガッチガチに固めて欲しかったけれど、鎮痛剤2種類の処方箋をもらって終了。男性ドクターに車椅子を押されてエントランスまで。えっと、薬はどこでもらえるの?院内処方?院外処方?その前に、レントゲンなどの診察代も払ってないけど?「えっと、わかんない。ちょっと待ってて!」とドクター。彼はトレーニーだったのかな。色々な意味で大丈夫でしょうか。

結局「院外処方だからファーマシー行って購入してね!一番近いファーマシーはここから歩いて10分くらいかな。その階段登ってね!じゃあ!」と言い残されたものの、目の前の階段すごいんですが、、、今いるフロアが坂の下に位置していて、病院メインエントランスまで行くにはおそらく2階分の高さはある。長い!長いよ!気持ち的に無理だわー。

呆然としていたら、最初病院に到着した時に車椅子を用意してくれたおばさまスタッフがそんな私に気づいて、ちょっと待ってて!2分待って!と言い残して、また現れて、すごいスピードで私の車椅子を押してくれてエレベーターに乗り、病院内の廊下を人混みかき分けて、病院メインエントランスを出て、車椅子で行けるギリギリまで押してくれた。あとは歩ける?がんばってね!と。はにかみ笑顔の彼女、かわいかった。私の中のスペイン人株、急上昇。

既に12:30すぎ。早くファーマシーに行って、市内のパラドールに戻らないと!というよりも、この病院近くのファーマシーじゃなくてもサンティアゴ市内のファーマシーでも同じ薬が購入できるんじゃない?と思いつつも(同じことを男性ドクターにも質問したけど、この近くで買ってね!と言われた)、ここまで来たら買って帰ろうと少し歩いてファーマシーを発見。ストックという支えがあるものの、やっぱり痛くて痛くて休みながら歩いた。

ファーマシーのレジで処方箋を見せたらすぐ用意してもらえた鎮痛剤タブレットは、2種類でトータル4.07€。40€じゃなくて4€!?結構高いと想像してカードを出して準備していたものの、この金額だったら現金で支払えばよかった。またまた急いで(気持ちだけ!)病院まで戻り、タクシーに乗ってパラドールへ向かった。

坂の途中にあるレストランエントランス

12:56、パラドール前に到着!大聖堂前の広場には今日ゴールした巡礼者の姿もちらほら見える。ここで巡礼中に離れ離れになってしまった顔見知りに会えたりしないかなーとキョロキョロしてみたけど、見当たらなかった。時間も迫っているので、急いでパラドールに入り、半地下にあるレストランに行ってバウチャーを提出して席についた。

レストラン店内

既に7名が着席していたテーブル

テーブルセッティングを見ると、やはり10名様分。長テーブルの左端にスペイン人4名(カップルと女性2人組)、反対側の端にデンマーク人3名(中年男性と、中年男性&孫娘)。スペイン語もデンマーク語もできない日本人として、残された真ん中の3席のどこに座るか、判断に迫られた(笑)デンマーク人男性が英語で話しかけてくれたので、デンマークチーム寄りに着席。私の隣の2席は空席のまま、ランチがスタートした。

スペイン人達はあまり英語が得意じゃないようで、スペイン語でずっと盛り上がって爆笑している。デンマーク人男性同士も初対面らしいが、デンマーク語で何やら真剣に話し合っている。残るのは私と、大人の会話に入れず暇そうなデンマーク人孫娘(10歳)。彼女と少し会話してみたけれど、10歳の女の子と盛り上がる会話が特に見つからず、彼女も恥ずかしがっているのですぐに会話終了。デンマーク人の大人達がたまにが英語で話しかけてくれて会話したが、私はひたすら料理の写真を撮って、飲んで食べた。

ミートパイ

ガリシア名物スープ「カルド・ガジェゴ」

鴨肉のグリル

デザートのチョコレートケーキ

ミートパイ、ガリシア名物スープ「カルド・ガジェゴ」、鴨肉のグリル、デザートのミニチョコレートケーキ。白ワインも赤ワインも飲み放題で、たくさん飲んでしまった。結局2名は不参加のまま、14:30すぎになんとなくお開きになって解散。

サンティアゴ市内

鎮痛剤のおかげか、足の痛みが和らいでいたのでホテルを通り越したてスーパーまで行ってみた。ミネラルウォーターの陳列棚が高くて、さらに在庫が棚の奥の方にしかなくて手が届かず困っていたら、どこからともなく男性が現れてボトルを取って渡してくれた。スペイン人達の優しさに支えられてなんとか生きてます。ありがとう。

ついついオイコス(エリーと渡しのお気に入りのギリシャヨーグルト)を買いそうになって、あ、シェアする相手がいないし、スプーンもない!ミルクパンもサラミもチーズも買わなくていい。だってスペイン巡礼は終わったのだから。完全に1人になったことを、改めて実感した。昨日とは全く表情が違って静かな街をあてどなくウロウロして、ホテルに戻って昼寝した。

巡礼事務所でインビテーションをいただいた美術館見学に行くために、余裕をもって18:30すぎにホテルエントランスに降りて行ったら、外は小雨。気づかなかった、、、また部屋に戻ってレインジャケットを取ってくるのも足が、、、と思ったら、レセプションの女性が傘を貸してくれた。

てっきり19時に集合して、招待者全員でガイドと一緒に見学するのかと思ったら、それらしき人は誰もいない。美術館のレセプションでインビテーションカードのバーコードをスキャンしてもらって、はい、4階まで自由に見てってね!で終わり。やはりそうか、こうゆう感じなのね(笑)

荘厳

荘厳2

4階の展示物は圧巻!

回廊

4階の展示物に圧倒され、階下へ行く前に回廊を一周しようかなと思いながら歩き出したら、突然鳴り響く鐘の音。その音に導かれるように色々と思い出していたら涙が出てきた。前方からすれ違う観光客に見られるのが恥ずかしくて慌てて彼らに背を向けた。

雨が強くなってきた

雨が強くなってきたせいか、昨日のイースターサンデーが特に賑やかだったのか、サンティアゴの街中は静まり返っている。昨日の喧騒が嘘のよう。美術館を出て、切手を買って部屋に戻り、紅茶を飲んだ。足がほとんど痛くない!すごい!骨折してると思ってたけど、骨折してなかったとわかったから、ちょっと安心していた(実際は、骨折してたんですが笑)

バスタブにお湯をはって、半身浴しながら読書。読書といっても、持っている紙の本は巡礼ガイドブックだけ。(スマホを水没させるのが怖くて、バスタブ内での読書はもっぱら紙派)。

何度も読んだガイドブックをもう一度、最初から読んでみる。巡礼を終えた今だから、内容がスーッと染み込んでくる。理解できる。それぞれの村の解説ページを読んでは、その村に自分が滞在した時のことを思い出してみたり。すぐ思い出せる村と全然思い出せない村。いい想いでのある村と忘れたいことが多い村。ガイドブックを読んでいたら、また巡礼したくなってきちゃった(笑)

1ヶ月以上バスタブがない生活でカラダがよほど欲していたのか、気づけば3時間ほどお湯に浸かっていた。幸せ。お風呂上がりにペラッペラの速乾タオルじゃなくて、ふわふわのタオルで体を拭ける。幸せ。お風呂を出て、両親への絵ハガキを書いてオレンジを食べて、ベッドで寝転びながらスマホに日記を書いていたら、もう1:30。

今朝フィステラに向けて新たな巡礼を始めたエリー達は、今頃どんなアルベルゲに泊まり、どんな夜を過ごしているだろう。足の痛みが抑えられていたら、明日はバスでフィステラに行ってみようかなと思いながら、大きなベッドの片隅で眠りについた。

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