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【スペイン巡礼24日目】標高1,500mの山中で『鉄の十字架』に祈りをこめた日。ちょこっと汗臭い服を着て、長く険しい坂を小走りで駆け下りて膝が壊れそうになった私へのご褒美は絶品カラマリでした♡

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Foncebadon(フォンセバドン)〜Ponferrada(ポンフェラーダ) 25km

寒くて目覚めたら、まだ5時。あと1時間寝たい、、、でも寒くて眠れない、、、葛藤。 就寝時はアルコール度数めちゃくちゃ高いお酒のおかげでポカポカしてたけれど、朝になってその効果もなくなり、既にありったけの洋服(汗臭いジャケットまで!)を着込んで寝袋に入ってる状態ではこれ以上暖かくなる術無し、、、ひたすら丸まって足をもぞもぞして寒さをしのぐのみ。

少しだけうとうとしつつ、スマホアラームが小さく鳴って6時。起きなきゃ。普段ならここで数人がガサゴソ動き出す音が聞こえるけれど、今朝は隣のベッドのエリーがかすかに動いた音が聞こえたものの、数分後にはまた静けさが。あれ?おかしい。いつもと違う。私もそろそろ起きなきゃ。

6:10頃、意を決してベッドから起き出した私に暗闇から「Yukaちゃん、やっぱり起きる、、?」との声。うん、寒いけど起きないと。起きない、という選択肢があるなら私も寝ていたい(笑)

ということで、真っ暗な大部屋の中で、寝ている人を起こさないようにスマホのライトで遠慮がちに床を照らしながら、荷物を抱えて共有スペースへ。昨夜のベッドルーム唯一の癒やしだったガスストーブが消されていた。そりゃ寒いはず。そのおかげでジニーも無事だったみたい(笑)

まずトイレ。当たり前だけどトイレも寒い。昨日洗濯できなかったからいつものスポーツタイツに着替えず、パジャマ代わりに履いているヒートテックレギンスにショーパンを重ねて、そのまま出かけることになる。初めての試み。

共有スペースのストーブももちろんついてないから、とにかく寒い。寒い、寒い、あー寒い、やばい、寒い、寒い、無理!とエリーと2人でブツブツ呟きながらお湯を沸かしてカフェラテを淹れて暖を取った。

カフェラテ、オレンジ、ビスケット

朝食はアルベルゲで用意されていたオレンジジュース、カフェラテ、ビスケット、オレンジ、どこかで買って持ってきたサラミ。ググったら、外気温−3℃。マイナスサンド。ウケる。ここは室内だけど、ストーブもないし、気密性高くないから、ほぼ外気温と同じ。まさかの氷点下。昨日汗をかいたけど洗濯できず、ストーブで乾かしたフリースを着る。どうせすぐ臭くなるからいいのよ(開き直る笑)。もう一度トイレに行って、募金箱にお金を入れて出発。

お世話になりました!

最高の朝焼け♡

7:35。外に出てみたら朝焼けが綺麗!それに意外と寒くない!っていつも通りの、これからスノボ行くんですか?みたいな格好してるもの。上半身は。でも下半身はヒートテックレギンスにショートパンツの重ね履きだけ。いつもの着圧タイツではないから、余計に寒い気がする。

まずは2㎞先の『Cruz de Ferro(鉄の十字架)』を目指して上り坂。事前に読んだ巡礼経験者のブログで、フォンセバドンから『鉄の十字架』まですごく時間がかかった、との情報があったので、どんなにやばい急な上り坂なのかとドキドキしていたけど、、、想像よりも緩やかだった。ただ数日前は雪が降ったらしく、巡礼路の一部には残雪もあり霜もおりていた。

お宿に何か忘れ物してきたんじゃない?と心配になるほど、バックパックが軽い。いい感じ。たぶん本当に軽いんだと思う。今日持ってきた水分は750mlのみ。食糧も小さなミカン1個だけ。

ここでもキキララカラー♡

私もピンク色に包まれる

ピンク〜オレンジ色のグラデーションの朝焼けが美しすぎて、立ち止まって写真撮影していたのでなかなか進まない。さっき手を振って私達を追い抜いていったばかりの酒豪コンテさん、ふと遠くを眺めたらはるか先の木々の間を高速で移動している。普段、韓国でもトレッキングが趣味でよく出かけてるよ〜とは言っていたけど、ペースが速すぎる!あのペースなら毎日40km近く進めるはずだ、納得。

30分少し歩いたところで、数十m先に十字架が見えてきた。

十字架の隣に車道!?

え?まさか、あれが!?そう、そのまさかでした。『鉄の十字架』は標高1,505mに位置し、地元では古くから聖なる地として、巡礼者にとっては巡礼路の象徴的な場所として知られている。韓国人巡礼者達と話していても、サンティアゴの大聖堂にゴールすることよりこの鉄の十字架にたどり着くことのほうが重要だと考えてる巡礼者も多いんだとか。

そのような話を聞いていたので、もっと山奥の、徒歩でしか行けない場所にドーン!とそびえ立ってるのかと思っていたけれど、国道のすぐ横、広い駐車場まで併設されている場所に設置してある、車でもアクセスできる観光地だった、、、でも冷水シャワーを経験したりながらヨレヨレになって山道を上ってきたことによる感動は消えない。

巡礼者は出身地から願いをこめた小石や写真、ロザリオ、リボンなどを持参して、ここに置いていく

私も、父から預かってきた小さなバッジを十字架の根本に置いた。祈りをこめて、、、今回の巡礼旅に参加した、本当の理由のために。

十字架と。

十字架は長さ5mほどの木の柱の上に設置されていて、この柱が立つ小さな丘は、人々が残していった石や思い出の品で盛り上がって、丘になっている。どれだけ多くの人がこの丘に願いを、祈りを、こめたのだろうか。

私のように十字架の傍で写真撮影をしたい人による行列ができ始めていたので、素早く撮影してもらって丘から離れた。

ちなみに、私達のたった2日前(4月上旬!)に全く同じ『鉄の十字架』を訪れた韓国人ポールから送られてきた写真を見てビックリ。

雪!

めちゃくちゃ寒そうなポール

めちゃくちゃ寒かったそうです(笑)

日陰の地面はまだ凍っていた

鉄の十字架からは一旦、下り坂になる。舗装された小道を下りると巡礼路は途中から車道横の草むらに入り、地面は先に通過した巡礼者達の足跡の形で固まり、霜がおりていてデコボコ。日の当たり始めた場所は、霜が溶け出して土がグチャグチャになって歩きにくかった。

途中で道が二手に分かれていたが、道標が全くなく、どちらの道も巡礼路としてありえるよね、という感じだったので悩んだ。誰か来ないかなーと思っていたら、真っ赤な傘をバックパックに差したアメリカ人のマークが鼻歌まじりでやってきた。「道がわからない?そうゆうときは地面の足跡をよく見るんだよ、、、ほら!こっちだ!」とめちゃくちゃ自信満々に私達を振り返ることもなく、右側の道をずんずん進んでいった。マークの言う通り、右側の道が正解だった。

昨夜、快適な宿に宿泊したであろうアメリカ人マーク

続いて上り坂。緩やかながら、ぬかるんだり、水たまりができている場所を避けながら細い道を上り続けて、上って上って、ついに標高1,500m突破!!

雪山が近い(写真で見ると遠いけど)

イラゴ峠(標高1,503m)の頂上からManjarin(マンハリン)の村まで、緩やかな下り坂が続く。

廃村マンハリンで唯一のアルベルゲが見えてきた

トマス、いたのかな?

マンハリンは今は廃村になっている。温水もなく、電灯もないトマスのアルベルゲが1軒あるだけ。このあたりは霧が深くなることが多く、アルベルゲのオスピタレイロ(管理人)のトマスが時々鐘を鳴らして巡礼者を導いてくれるそう。アルベルゲ前を通りかかったら、大型犬がいっぱいいた。今でもこのアルベルゲに宿泊したがる巡礼者も多くはないが、確実に存在する。

ここからは下るのみ!

イラゴ峠の一番高い場所がいまいちよくわからなかったけれど、ここからは本日最大の難所『急勾配、かつ、石が剥き出し、大小の石がゴロゴロしたエンドレス下り坂』の始まり!

先日エリーが1人で泊まったヒッピーの集まる巡礼宿で、毎年3回スペイン巡礼をしている男性が宿の手伝いをしていたらしく「彼曰く、このイラゴ峠からの下り坂は2段階あって、エル・アセボの村までの下り坂①はそんなにきつくなくて、その先の下り坂②がとにかくやばいんだって!」

石ゴロゴロ!でももっとやばい下り坂はスマホ取り出してる余裕がなく、写真に残っていない。

終わることのない下り坂が始まった。石が剥き出しになった坂、少しでも足を滑らして後頭部を打ったら大変なことになりそう。あまりにも坂が長いので、私はストックで体重を支えながら、まるでモーグルをするようにあえてスピードをつけて駆け下りる作戦に出てみた。左膝のサポーターを普段よりもきつくして、膝をガチガチに固めてなんとか持ちこたえさせる。

10:20、下り坂①を下りきってEl Acebo(エル・アセボ)の村に到着。一番最初に目に入ったバルで、カフェ・コン・レチェとトルティージャ(サツマイモとホウレンソウ入り)を注文。合わせて3.5€。バルの店主の女性とおしゃべり。私が本日初めてのお客さんだったみたい。少し経って、続々とみんなが坂を下りてきてバルで合流。

舗装されていない坂道が苦手なエリーのあまりのヘッピリ腰な歩き方に、少し前を歩いていたマークが「キミが転んでケガした時に助けてあげられるように、オレの前を歩け!」とはっぱをかけられながら、マンツーマンで見守られながら坂を下りてきたらしい。

エル・アセボの村を抜けていく

バルのテラス席でマークとおしゃべりしたりしながら30分ほど休憩して、出発。村を抜けて、下り坂②がスタート。車道をひたすら下っていく。

さっきのバルでなぜトイレに行かなかったのか、、、いつもバルに寄ったらトイレに行くのに、、、悔やまれる。村を出た直後からトイレに行きたくて行きたくて。約10㎞先、次の次の村のバルまで我慢することに。登山靴の紐を締めすぎて、右足首が痛い。でもこのくらいがいいのかな?どうなんだろ。

トイレに向けて下り坂を急ぐ私

次の村に入ってからも石剥き出しの下り坂。横を歩くエリー&ジニーと「ねえねえ、さっきの下り坂①もありえないくらいきつかったけど、この先はあれよりもやばい坂なんでしょ?想像できない。怖いんだけど」なんて話しながら、そんなに険しくない、緩やかな車道の下り坂を下っていく。

トイレに行きたくて小走り気味の私

村の中も舗装された下り坂。村を抜けるとまたまた石剥き出しの下り坂が延々と続く。滑らないように、転んで後頭部を打たないように、集中して下りる、、、んだけど、やっぱり暇だから音楽を聴いて気を紛らわせる。今日もQueenのアルバム。ああ、膝が、、、痛い、、、壊れそう、、、サポーターをきつく締めすぎて鬱血しないか心配(笑)

もはや岩

足元に細心の注意を払っているから深い考え事はできない反面、「こんな大自然の中にたった1人!ゴツゴツした岩が剥き出しの下り坂をこんなスピードで下るってゲームみたい!あー楽しい!楽しい!楽しい!」って思えた。ちょっとだけね(笑)それ以外の大部分はもう、下り坂きつい!早くバルでトイレ行きたい、、、!しか考えてなかった。日差しが強くなってきて暑い。

モリナセカに到着!

出発から約5時間後、アップダウンを繰り返しながら標高を下げてきたところに、眼前が開けてMolinaseca(モリナセカ)の村が見えてきた!

本日最大の難所を無事乗り越えて、モリナセカの村の平坦な道を歩きながら3人で結論づけた。「エリーの勘違いで、やばいのは下り坂②ではなく下り坂①のほうだった」と。でもその勘違いを信じたおかげで、本当にきつくてやばい下り坂①を下る最中も「これはたいしたことないんだから、弱音吐いちゃだめだ」とポジティブにいられた。人間っていろんな意味ですごい(笑)

有名な「巡礼者の橋」

7つのアーチを持つ橋

橋を渡って、村の中心をまっすぐに貫く巡礼路を進んでいく。暑い。トイレ行きたい。

珍しく7up(1.8€)

次の村、今日の目的地Ponferrada(ポンフェラーダ)まではあと8㎞。エリーはマークと盛り上がってそのまま休憩しないでポンフェラーダに向かうというので、ジニーと2人で村のほぼ出口に近いバルに寄った。トイレを借りて、カンカン照りのテラス席で7upを飲んでリフレッシュ。ああ、生き返る。12:55出発。

村の出口付近にある、日本語が刻まれた石碑

村の出口に、日本語の石碑あり。車道沿いの巡礼路は少しアップダウンを繰り返しながら、昨日のフォンセバドンでの水シャワーについて、ジニー節を聞きながら改めて大爆笑。快晴、風も強くなく、天気は申し分はないけれど、右足の紐をきつく締めすぎたせいか、足首が痛くて痛くて、途中で紐を緩めたけど当たりどころが悪いせいか、右足が痛い。新しい登山靴が合わないのかな。足を引きづりながら最後の坂を下った。

エントランス

ロビー

おしゃべりしながら歩いて、14時過ぎにPonferrada(ポンフェラーダ)に到着。このPonferradaの名前は、アストルガ司教オスムンドにより、木でできていた橋をこの一帯で豊富に採掘されていた鉄で補強した(Pons Ferrata=鉄の橋)ことに由来するらしい。

今夜のアルベルゲは、昨夜カミーノアプリを参考に話し合って2択まで絞っていた中で『お湯がじゃぶじゃぶ出るシャワー』&『通信速度が速めのWi-Fi』があるという条件は外せなかったので、普段よりは少し高いけどベッド代12€の、規模が大きい方のアルベルゲに決定。12€なら温水シャワーにWi-Fiあるでしょ!って(笑)

7人部屋で、個人用の大型ロッカー付き

二段ベッドは普通のハシゴでいい!変におしゃれにしなくていい!笑

神に愛された人は1段ベッド

14:30頃、アルベルゲにチェックイン。設備は綺麗だけど、レセプションの女性2人の愛想が良くない&手際が悪い。エリーなんてクレデンシャルにスタンプが押されていなかった。これが一番重要なのに!

2階の7人部屋、シャワートイレ別。私が指定されたベッドは上段。ガーン。しかも上段に登るのはハシゴじゃなくてなんかよくわかんない構造物(タオル掛け?)がついている。このベッドの設計者は、今までの人生で2段ベッドの上段に上がったことないのかな?笑

お湯がじゃぶじゃぶ出るシャワーに歓喜するジニーが数日前に買ったというピーチの香りのシャワージェルをみんなに貸してくれた。シャワージェルボトル500ml、、、ねえ、だからそんなの買うから重いんだって。

半袖でウロウロしていても平気なくらい、日差しが強く、暖かい。「今日はあったかいねー。幸せだねー」なんて言ったら即座にエリーから「天気もあるけど、この村の標高が低いからじゃない?昨日は1,400m、ここは400m。それだけ違ったら暖かいでしょうよ」と横から鋭いツッコミ。あ、なるほどね。とにかくあったかいって幸せ♡

シャワーを浴びて、ノーブラにヒートテックとダウンジャケット着て、2日分の洗濯物を地下の洗濯機に入れて、その間にドライヤーで髪を乾かして、パッキングしてベッドでのんびり。ああ、幸せ♡

部屋はポカポカ暖かくて、シーツは清潔で、うとうと。このまま寝ていたい、、、と思うけど、乾燥機に洗濯物を入れ換えなきゃだし、お腹が空いたからバルにも行きたい。テンプル騎士団のお城もあるから観光もしとこうかな。

お城の前

エリーと街散策へ。ビーサンでも心地良い陽気。どこの村でもビーサンで歩いてるのは巡礼者。これ、お決まり。見ず知らずの巡礼者でも、足元を見てビーサンだと確認するとお互いはにかんでしまう。

まずは、腹ごしらえ。お城の前に数軒レストランが並んでいたので、その中から外観が可愛いお店を選んで入店。店内が半地下にあるらしく、ドアを開けた瞬間に下りの階段あって躓いて転落しそうになった。ふう。

かわいいでしょ?

エリーのサラダ

私のハンバーガー

アンチョビサラダとハンバーガー。もちろんコーラ。少し変わった風貌の女性客が「コーヒー奢ってくれ!」と迫ってきたこと以外は、サラダもハンバーガーも美味しくて満足。

12世紀建立のテンプル騎士団のお城

外壁

中庭からの眺め

中庭

アーチの隙間から街を見下ろす

お城の入場料は、クレデンシャルを提示して巡礼者割引で4€。お城の敷地内のOld Castleの塔が意外と高くて、狭い階段が急で、足ガクガク。ビーサンだし。お城の回廊で、同じく見学中のジョンと遭遇。さっきまでジョンと一緒に街散策をしていたブリューは「城に4€?オレは行かない」とどこかに去っていったらしい。学生のブリューは若者らしく、質素倹約しながら巡礼旅を続けている。

お城の塔の上からの眺め

塔の上から広場が見えた

どこもかしこもテンプル騎士団のマーク

12世紀後半、レオン国王フェルナンド2世がテンプル騎士団にこの町の防備命令を下し、それが14世紀まで続いたことから、町中にはテンプル騎士団のマークがいっぱい。お土産もテンプル騎士団絡みのものが多かった。

バルのテラス前でテレビ生中継の準備をしていた

巡礼者像と教会

巡礼マーク(ホタテ貝)とテンプル騎士団のマーク(十字架)のコラボ

お城見学を終えて、スーパーに立ち寄るために歩いていたら、ジニーからディナーのお誘いLINE。さっきハンバーガー食べたばかりだし、どうしようか迷ったけど「レビューがめちゃくちゃ良いレストランを発見したんです!ヨンとチョウと一緒に待ってます!」とテンション高めなので、急いでスーパーで明日の朝食用フルーツと牛乳を買ってから、エリーと一緒に彼らが待つバルに向かった。

スーパーに向かう途中。プラザマヨールに面した市庁舎。

私やエリーよりもはるかにデジタル・ネイティブな韓国ヤング達がググりまくって選んだというレストランは、非常に高レビューの通り、10€の巡礼者メニューはすごいボリューム!

まずはビール

ハム&チーズ

トマトソースのマカロニパスタ

カラマリ!

ポークロイン

ビールを飲みながら、ハム&チーズ、トマトソースのマカロニパスタ、カラマリ(これが絶品♡)、ポークロイン、デザートのヨーグルト、さらには食後の紅茶(またはコーヒー)。どれも美味しくて、ハンバーガーでお腹いっぱいだったはずなのに、たくさん食べてしまった。

「さすがに10€だからデザートはつかないでしょ〜」とみんなは言っていたけど私は「絶対つくはず!」と根拠なき自信を持って断言していたら、やっぱり出てきたヨーグルト。でもまさか食後のコーヒーまたは紅茶までつくとは想像できなかった。ヨンが落としたポークロインの欠片がテーブル下で自然とジニーの脱げたサンダルに入ったり、お父様からのメールでエリーのテンションが突然ガタ落ちになったり、爆笑の連続。

私達アジア人はもちろん空調の効いた室内席を選んだけど、風の気持ちいいテラス席には地元民達が集い、近くの公園では子供達が遊び、なんだかすごく雰囲気がいい街ポンフェラーダ。いくら規模が大きくても、なんとなく寂れた、陰気な街もあるし、逆も然り。(アストルガは暗かったなー)

お腹いっぱいになって、まだまだ明るい空の下、のんびり散歩しながらアルベルゲに戻り、洗濯物を片付けて着替えたらブラキャミがきつい。え?太った!?たぶん乾燥機が強くて縮んだ(と思う)。

明日どこまで行こうか。明後日は巡礼路最後の難所と呼ばれるオセブレイロの峠越えの険しい上り坂がある。急所の日の歩行距離はなるべく短かくしたいから、その前日である明日はがんばって30㎞以上は進んでおきたい。でもそうすると、山の中の小さな村に泊まることになり、アルベルゲのクオリティが心配。悩む。まいっか、また明日考えるとしよう(笑)

今日は出発時の水分と食糧が少なかったおかげで荷物がすごーく軽く感じた。水分量、大事。少なすぎても不安だけど、巡礼初期と違って巡礼路沿いのバルや雑貨店が増えているから、いざとなったら買える。なるべく減らすことが大事、、、と今更気づいた。

明日も6時起きだから早く寝ようかなと思いつつ、想定外にアルベルゲのWi-Fiが遅くて写真が送れないからなんとなく寝れない。原因不明の足の痒みは、父のアドバイスで飲み始めた抗生剤が効いてるようで、日に日に赤みが薄くなってるように見える。でもまだ裸足の時に、時々無性に痒くなる。早く治りますように。

巡礼開始して3週間以上経過した最近の会話といえば「今日まで20日間以上、1日も休憩なく連続で歩いてきたのに、大きなケガや体調不良になってないのはエライ!」「うんうん、生きて帰ることが目標だよね!」と、巡礼の目標が大きいのか小さいのかよくわからなくなってきた(笑)

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