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【スペイン巡礼23日目】熊野古道のように険しい山道を独り言を呟きながら半泣きで上り続けた日。廃村から復活した村の質素な宿で過ごした夜は快適では全くなかったけれどここに泊まったことは一生忘れられないと思う

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Astorga(アストルガ)〜Foncebadon(フォンセバドン) 26km

6時起床。トイレでスポーツタイツに着替える。荷物を抱えて地下のキッチンスペースへ移動。朝食は、バナナ、サラミ、チーズ、エリーがくれたアストルガ名産の焼き菓子1個、隣の女性巡礼者からおすそ分けしてもらった牛乳。久しぶりの牛乳、美味しかった。牛乳は大好きだけど、小さくても500mlパックしか売っていないので、毎日移動する生活では買うのを躊躇っていた。朝食後、もう一度トイレに行ったらお通じがあったので、朝食に牛乳を飲むのは意外といいかも!

朝食のテーブルで斜め前に、全く暗くない室内で既にヘッドランプを装着して(電気はもちろんつけてない)お食事中のスペイン人おじさんがいる。彼の動きには無駄が一切ない。ああ、彼が昨夜エリーと同室だったというスペイン巡礼9回目のカタルーニャ人(通称プロ)ね。エリーが彼から色々と情報を仕入れてきてくれていた。

朝の市庁舎

7:15、エリーとジニーの3人で出発。外気温4℃。寒い!空は深いブルー。なんて美しい。昨日見学したガウディ司教館やカテドラルの横を通りながら、街を抜けた。

朝焼けが綺麗だから撮りました!とジニーがくれた写真。私、こんな不審な目出し帽みたいになってたんだ(笑)

雨も風もなく、そんなに寒くないかな。そんなに寒くない、の理由は、ニット帽にフェイスマスク(もはや目出し帽)、手袋、長袖インナーにフリース着て、その上にゴアテックスのジャケットも着てるから(笑) ジニーのカミーノアプリを頼りに街を抜けると、巡礼路は車道沿いにまっすぐ続いている。心なしか、街を抜けて建物がなくなったら一気に冷えこんできた。

空がピンク!

タイツ&ショーパンだけの下半身が寒い!穴も空いてるし(笑)遠く前方の山の上の空が薄いピンク〜ラベンダー色のグラデーション!その上のブルーと合わさってキキララカラー!なんて綺麗なの!日本では見られない空の色。この景色が見れただけで早起きしてよかった、と思える。一瞬だけね(笑)

今日はとにかく登る日。標高868mのアストルガから標高1,440mのFoncebadon(フォンセバドン)まで!最後の6㎞で約300m分上がる計算になる。ちょっと何言ってるかわからない、、、と言いたくなる。

ずっとずっと緩い上り坂が続いている

緩やかに上り続ける砂利道、先が見えないほどまっすぐに続く道を、エリー達に必死でついて歩き続ける。左膝の裏あたりが突然ピキッ!ときて痛い。こうゆう道が大得意なエリーと軍隊経験アリで体力のあるジニーの2人のスピードが速くて何度もくじけそうになったけど、一度諦めて距離を離されたらその後はずっと私ひとりでダラダラ歩きになってしまいそうで、苦しいけれどなんとか食らいつく。

朝は影が長い

大丈夫、今日は途中でいくつか村があるから、そこで休憩できるはず!自分で自分を励ます。

アストルガを出発して2つ目の村が見えてきた

Santa Catalina de Somoza村に到着

出発約2時間後、約8㎞先の村Santa Catalina de Somozaに到着、そのまま通過。バルに後ろ髪引かれる。

遠くに雪山が見える

El Gansoの村が見えて、、、きた?

そこからさらに上り続けて、10時過ぎ、さっきの村から約4㎞先の村El Ganso(エル・ガンソ)に到着。この先、次の村Rabanal del Camino(ラバナル・デル・カミーノ)まではさらに8㎞ほどあるので、ここエル・ガンソのバルで休憩することに。

ひとけがない

Coffee&Teaの看板が見えた。こうゆうときはめざとくなる。

村の入口に近いところにあり、ガイドブックにもよく掲載されているバル『Cowboy』、看板はあるけど営業してない!やばい!小さな村。まさか営業中のバルがないまま村を通過しちゃうパターン!?私、コーラ飲む気満々だったのに!助けてー!とひとりで騒ぎながら、祈るように村の中の巡礼路を進んでいったら、遠くに小さくCaffe&Teaの看板が!きゃー!なんと村の終わりギリギリに営業中のバル兼雑貨店を発見!助かった!しかも新しくて、店内も可愛くてオシャレ。

定番の組み合わせ(私のコーラと、エリーの紅茶)

砂漠の中のオアシス的なバルは、お洒落な老夫婦が営んでいた。コーラ1.3€。ポカポカする日差しに包まれて、テラス席でまったり。ジニーが頼んだボカディージョも美味しそうだった。30分ほど休憩して、トイレを借りて、出発。

村を出るところに十字架とレインボーのモホン!

ひたすら続く1本道

今日の目的地の村フォンセバドンで私達が宿泊しようとしているアルベルゲのベッド数は、たったの18床。私達はかなり早めにアストルガを出発したけれど、さっきのバルでのお茶休憩中に30人くらいに追い抜かれていたらどうしようね?なんて笑いながら(バルは巡礼路から少し入り込んでいたので、巡礼路の様子がわからなかった)、1本道をひたすら上り続ける。標高は既に1,100mを越えているらしい。

ところどころ穴が開いたまま土が固まり、ボコボコしている道

枯れ木の隙間を通る

石ゴロゴロの、まさに自然そのまま!森の中!熊野古道!みたいな急な坂道をひいひい言いながら登り、遠くに村が見えてやる気が出て、でも見えてるのに遠くて全然到着しないから気持ちが萎えたり、3人で励まし合って12時前になんとかRabanal del Camino(ラバナル・デル・カミーノ)の村に到着。このあたりは昔、盗賊や狼などが出没する危険な場所とされており、巡礼者は気を引き締めて通る場所だったそう。

村の中の巡礼路は、常に上り坂!とにかく上り!

珍しくファンタオレンジ(1.5€)

「ずっと上り坂なのになかなかいいペースだよね!」と3人で自画自賛し合いながら、村の途中の食品雑貨店TIENDAでファンタを買い、このお店が管理する入場無料の休憩スペースに座って休憩。

さらに急な上り坂

15分ほど休憩して、出発。この村を通り抜ける巡礼路はさらに急な上り坂になり、既に息が切れている。この調子じゃ、この先どうなることやら。ここから目的地の村フォンセバドンへの残り6㎞が本日のハイライト。6㎞で標高300m分を一気に上がるらしい。笑うしかない。

なぜか山道を走って駆け上がるひと(私です)

道が狭い!

フォンセバドンへの山道を登り終えた感想は一言、きつすぎて泣きそう。最初は緩やかな上り坂だったものの、気づけばものすごく急坂だったり、雨でドロドロにぬかるんでいたり、石がむき出しでちゃんと考えて足を置かないと足をとられるような坂だったり、草木の間の細い道を登ったり、とにかくきつい。

何度も「立ち止まってこのまま座っていたい!もう歩けない!」と思ったけれど、一緒に歩いているみんなも頑張ってるんだから自分もがんばらないと!と謎にやる気を出して立ち止まることなく歩き続け、でも前を歩く20代男子達のスピードが早すぎて(当たり前)ついていけないし、急勾配の上り坂は上れども上れども終わりが見えなくて、そこまで上ったら平坦になるよね?下り坂になったりする?と希望的観測をもって上りきると、さらに上り坂、、、もう無理、、、という場面が何度もあった。

木々が深すぎて視界が悪く、目的地の村も見えなくて「村的なものが全く見えないけど私達が目指している村は本当に存在するの?この鬱蒼とした木々が途切れた瞬間に村があるの?うん、そうだよね」とか1人でブツブツ、もはや考え事をするとかそうゆうレベルでは全くなくて、ただただ足を1歩前に、1歩上に、移動させるだけで精一杯で。

標高が高いから空気が薄いのかな?軽い頭痛もしてきて(気のせい)、昔、富士登山の時に習ったように、高山病にならないように意識的に深呼吸を繰り返して上っていく。富士山とフォンセバドン、全然標高違うのに。フォンセバドンの標高はたった1,400m程度。

止まらなければいつかはたどり着く。小さな1歩でも、立ち止まるよりはいい。どうせ6㎞なんだからいくら山道でも2時間あれば、、、もしくは3時間あれば到着するはず!夜までこんな道を歩き続けるわけじゃないんだから、もうちょっとがんばろう!と自分で自分を励まして、息切れしながら登り続けていたら、ついに遠くに村が見えた!!!

この瞬間の感動。少し前を歩いていたジニーが振り返って「村がありますよー!」と言うように大きく手を振ってる。「うん、見えてるよー!」と返事するけど聞こえないよね。でも、意思疎通はできてる。だってお互いにそれしか言いたいことないもの。いつも通り、村というのは見えてからが遠いけど、俄然やる気が出てきた。ちなみに、やる気は出るけど、力が出るわけじゃない(笑)

フォンセバドンの村が見えた!!!

村の入口

よろよろしながら、ストックを支えに最後の砂利道の上り坂を上りきった。村に到着した喜びでホッとして、雪山が近くに見える美しい自然を背景にジニーと写真撮影会。「今日はがんばったからバルでビール飲も!ビール!お祝いしよ!」と浮かれる私達。目指すアルベルゲは村のほぼ終わりにあるので、さらに上り坂を上っていく。村に入ってからの上り坂、これはいつもきつい。村に到着した時点で緊張感がなくなっているから、そこからの数百mがさらにきつく感じるから。

フォンセバドンは昔、廃村になった歴史がある。この村が廃村だった頃の巡礼者は、ラバナル・デル・カミーノの村を出発して険しい山道を上り続け、イラゴ峠を越えて、次の村エル・アセボに至る16.6kmの間に避難したり休憩したりできる場所が全くなかったということだ。実際にこの山道を歩いた後でこの話を聞くと尚更、フォンセバドンが村として復活してくれたことに感謝の言葉が見つかりません。

本日のお宿!

チェックイン待ち

3日前におろしたばかりとは思えない登山靴

アルベルゲに到着したのは13:30すぎ。14時のチェックインを待って、バックパックを玄関横に並べ、重くて窮屈な登山靴も脱いでビーサンに履き替えちゃう。幸せ♡

アルベルゲ玄関前の階段に座って待っているのは4人。スペイン人プロ、ブリュー、ジョン、ヨン。ベッド18床、全然余裕だった(笑)少し経ってからエリーとチョウも到着して、彼女達と今さっき上ってきた山道の話を思い出し始めたら、つらすぎて泣きそうだった、と。私もエリーもチョウも、あまりにも疲れてヨレヨレで、地面に座り込んでしまった。

疲れすぎてボーッとしているところに、ジニーからは「Yukaさん、本当に体力ありますね〜!私達と同じベースで上ってきましたよね!」と言われ、エリーからも「あなた、本当にタフね。最初の頃と全然違う。今日だって男子達の後ろにくっついてすごいスピードで上って行っちゃうから、すぐに姿見えなくなっちゃった!」いつの間にか、体力あるおばちゃんになってるのかな、私。

18人部屋

汗が冷えて、寒くなってきた。14時ちょっとすぎに、オスピタレイロのおじさま登場。チェックイン時に、一人ひとりとじっくり会話するので(といってもスペイン語オンリー)チェックインに時間がかかる、かかる。まだチェックインできない私達は日差しのあたるところに移動して「寒いから早く中に入れてくださーい!」と歯がガクガクしてきた。やっと順番が回ってきてクレデンシャルを差し出したら「あなたは今年初の日本人ゲストです!」ですって。嬉しい。(もちろん、スペイン語でなんとなくしか意味がわからなかったので、通りがかりのスペイン人ブリューに通訳してもらった)下段ベッドを確保。それにしても、屋内も寒い。共有スペースとベッドルームにそれぞれガスストーブはあるけど、どちらもついていない。やばい、これはかなり寒い。もはや、ビール飲んでる場合じゃない。

チェックインを済ませ、先にシャワーを浴びてきた男子達曰く、男性シャワー室には個室が2つあり、2人で同時にシャワーを使うと片方が冷水になる、と。それを聞いて、それはイヤだから女子は1人ずつシャワー浴びに行こう!と決めた。まずは私。全裸になってから水しか出ないと判明、というのは避けたいので(Agesのアルベルゲでの失敗)、服を着たまま右側にレバーを回してみたら、ぬるま湯が出た。よし!いける!と気合を入れて、服を脱いで(汗で冷えたカラダはこの時点でかなり寒い)シャワーを浴び始めたところ、シャンプーして髪の毛がモコモコ泡だらけの瞬間にぬるま湯から徐々に常温の水へと変化して、、、え、やばい!少し待てばぬるま湯に戻るかな?と少し期待したけどぬるま湯にはなかなか戻らない。震える。寒すぎる。このまま待っていて、常温の水から冷水になったら怖いのでそのまま勢いですすいでシャワー終了。急いで着替えてベッドに戻り、ありったけの洋服を重ねて、なんとか生きた心地がした。ストーブはまだついていない。

冷水シャワーを浴びた直後のジニー

ジニーのドライヤーとヘアブラシ

ほぼ同時に男子シャワーから出てきた韓国男子ジニーの顔が死にかけてて、唇が紫。どうやら彼のシャワーは最初から最後まで冷水だったらしい。ここは高地だから、水が自然と冷水になる。

「頭にかかる水が冷たすぎて、痛くて『頭の細胞が死ぬ。ああ、死ぬってこうゆうことなのかな、、、』と思いました、、、今、このスキンケアクリームを顔に塗ってても冷たすぎて『あれ?鼻水を顔に塗ってるのかな?』と思って、、、普段のシャワーだとレバーを右にするとお湯だからここでも右にやったんですけど、水で。もしかして、ここのは逆なのかなと思ってレバーを左にしてみたんですけど、水。右にすると水、左にすると氷みたいな水。もしかして隣の部屋(個室)はお湯が出るかもと思って裸のまま隣の部屋に入ってレバーを右にしてみたけど、水。じぇーんぶ水。氷よりも雪よりも冷たいのに、どうしてまだ液体なんでしょうか、、、」と呆然としながら淡々と語るジニー。申し訳ないけど笑ってしまった。あまりにも寒そうなのでホットカフェオレを作って差し出した。

私の次にシャワーに向かった韓国女子チョウも、だいぶ時間がかかってシャワーから戻ってきた。彼女の顔も死んでいた(限りなく0℃に近い山小屋で冷水シャワーを浴びた後の顔を想像してください、と言ったら伝わるかしら笑)彼女も最初から完全に水シャワーだったらしい。要するに、アルベルゲのタンクに溜まった温水がなくなっちゃったんだよね。

そのやり取りを聞いていたエリーは冷水シャワーに行く覚悟が出ず、なかなかシャワーに行けなくなっていた。彼女が勇気を出してシャワーに向かった直後、悲鳴に近いものが聞こえ、、、以下、2人と同じ状況だったそう。心中お察しします。

ストーブに火をくべようと努力するスペイン(正確にはカタルーニャ)人プロ

スペイン巡礼9回目のプロ(と勝手に私達が呼んでいる)が、寒い!寒い!とギャーギャー騒ぐ私達のためにストーブをつけようとトライしてくれていたが、なかなか火がつかないようだった。

逃避先のバルの冷蔵庫横に描いてあった巡礼路マップ

残り234km!

バルのテラス席(を暖かい店内から撮影)

こうなったら、どこかバルに逃げるしかない!小さな村だけど、さっき通ってきたときに数軒バルがあった気がする。ビーサンのまま、寒すぎるアルベルゲを出発し、坂道を少し下って1つ目のバルに駆け込んだ。あ、あったかい〜。もし天国があるとしたら、ここだね!というバカげた会話をしながら、全身の強ばっていた筋肉がゆるゆると弛緩していくのを感じていた。

天国バルのカウンターには、顔見知りの欧米系おじさま巡礼者が数名ビールを飲んで盛り上がっている。このバルの上はアルベルゲになっていて、彼らはここに宿泊しているらしい。その中からアメリカ人おじさんが寄ってきて「君たち、冷水シャワー?ハハハハハ!俺の泊まっているアルベルゲは10€なのに温水じゃぶじゃぶ出るシャワーだし、ベッドも清潔でふかふか!最高だぜ!」まさかのマウンティング!笑

大きなホットサンドイッチとビール!

「このバルはあったかいけど、また寒いアルベルゲに戻るんだからビールじゃなくて温かい飲み物にしたほうがいいんじゃない?」という常識人エリーのアドバイスを完全にスルーして、ビール!暖かい店内でキンキンに冷えたビール最高♡

ホットティーとティラミス(常識人の選択)

ストーブ横の席を確保したこともあって、じんわりふんわり暖かくて、眠くなってきた。Wi-Fiも速い。のんびりしていたら、10日前のHornilles de Camino(オルニージョス・デル・カミーノ)のアルベルゲで一緒だったフランス人おじさま2人組が登場。再会を喜んで写真撮影したり、キャッチアップしたり。

調子に乗った私はビールの次はアイスティーをオーダー。体の芯から冷えていく(笑)

TAKE FREEコーナー

オスピタレイロ(管理人)がナランハを補充中

このアルベルゲはドナティーボ(寄付制。ベッド代と食事代が定額ではなく、自分で決めた金額を寄付していくスタイル)なので、ディナー準備のお手伝いをするために18時にアルベルゲに戻ってきたものの、既にオスピタレイロとスペイン人プロが料理を始めていて、キッチンが狭いから手伝わなくていいよー、と言われたのでお言葉に甘えてダイニングテーブルに着席して待機。

いつのまにかベッドルームのガスストーブがつけられていることを発見して、みんなその周りから動かなくなった。私もストーブの傍に行きたかったけど、スマホの充電をするために(コンセントの位置的に)ストーブに近づけなくて、ダイニングテーブルにいたから、とにかく寒かった。

バゲット

豆とチョリソーとじゃがいもと玉ねぎの煮込み

ゲスト全員で食卓を囲む

豆とチョリソーとじゃがいもと玉ねぎの煮込みは、素朴な味で美味しかった。デザートは、ナランハ(オレンジ)。スペイン産のオレンジは安くて美味しい!宿泊者全員でテーブルを囲み、スペイン人プロのアドバイスを聞いたり(ここから先、ガリシア地方のアルベルゲには備え付けブランケットがない、とか、どこどこのタコ料理が絶品!だとか)夕方遅めに宿に到着した韓国人おじさん(めちゃくちゃ強行軍!)の話を聞いて驚いたり、ヨンが半袖ということをみんなでつっこんだり(洗濯が間に合ってないだけ)。部屋は寒いし、シャワーは水だけど、得難い経験ができた。(と信じ込むことで心の平静を保ったつもり)

韓国人コンテさんに御酌するジニー

食後の片付けもそんなに人数は必要ない、と言われたので、キッチンに入らずにできるお手伝いをやり、それが終わった頃に韓国人コンテさんがどこからか入手してきたスペイン版の蒸留酒(めちゃくちゃアルコール度数高い!)の酒盛りに参加させられ、乾杯して3杯一気飲み。このまま付き合ったら潰されそうだったので、私は御礼を言って退散したけれど、ジニーは年上韓国人からの勧めを断れず、飲まされ続けていた。4杯飲んだところで酒豪の韓国人ヨン&チョウを生贄にして逃げることに成功した模様(笑)

翌朝聞いたところによると、ヨン、チョウ、コンテさんの3人で謎の蒸留酒ボトルを1本空けて、さらに飲み足りないコンテさんはビールを買いに村のバルに走ったらしい。恐るべし韓国人酒豪達、、、一方、酒盛りから逃げることができたジニーはベッドルーム内がガスストーブのガス臭くて、ガス漏れで夜中に死んでしまわないか心配していた。「でもガス臭いのを避けるために窓を開けたら寒さで死んじゃうから、どっちもどっちですね」と。死なずに朝を迎えられるといいね。

ガスストーブで洗濯物を乾かそうと必死な人たち

さて、問題は洗濯物。洗濯機はあるように見えたけど、乾燥機はない。となると、この時間に洗ったら、自然乾燥では絶対に乾かない。さあ、どうする。みんなで出した結論は、、、今日は洗濯しないで、汚れた洗濯物を担いで行く!でも毎日洗濯する前提の、最小限の枚数でやりくりしているため、今日洗濯しないと明日シャワー後の服がない、、、それはまた明日考えることにしよう。多少汗臭くても乾かせるものは乾かして、明日も着る。だって明日はさらに標高高くて寒いんだもの。みんな臭ければ、少しくらいの汗臭さは誰も気にしないはず(笑)

ストーブ前に汗臭い服や濡れたタオルを振り振りして少しでも乾かそうとする人たち。私はスポーツタイツが乾かないから、明日はパジャマ用のヒートテックレギンスで代用する予定。膝サポーターをすればなんとかなると思う。今日も1日中着て汗臭くなっているGORE-TEXジャケットも羽織ったまま、ありったけの服を着込んで、靴下も重ね履きして寝袋にくるまって、スマホで日記メモを書いている。本当に寒い。

大部屋の照明は消された。みんなもう寝たかな?寒い。寒い。寒い。でもコンテさんに勧められたアルコールのおかげで体はポカポカする。ナイトキャップとしては正解だったかも(笑)そうそう、このアルベルゲはWi-Fi無し。SIMカード買っておいてよかったー!って結局これ。あら、私ったら俗世ひっぱりすぎ。

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