Leon(レオン)〜San Martin del Camino(サン・マルティン・デル・カミーノ) 24km
6時起床。全員お友達の4人部屋だから「一番最初に起きた人が部屋の照明をつけちゃおう!誰か寝てても気にしない!」と昨夜約束したので、6時すぎには部屋の照明がつき、ベッドでの

登山靴の新旧交代
古いほうの登山靴(グレーのスニーカータイプ。これでもGORE-TEXだから防水なの)をここで捨てるか、バックパックにぶら下げてでも持っていくか決めきれず、とりあえず他の全荷
朝食は、ミルクパン、
天気予報によると、本日の降水確率は50%。朝11時頃までは雨マーク、、、ということで、ここは地下で外の様子が見えないし少し悩んだけど、みんなで雨よけのポンチョを着て出発することに。結果、着ててよかった。
7:15のアルベルゲ出発時の外気温は4℃、小雨。ポンチ

ありがとう、さようなら
ギリギリまで迷ったけれど、その場の全員に反対されて古い登山靴は泣く泣く置いていくこ

早朝のレオン

レオンのパラドール(国営ホテル)
地図を頼りに、昨日のアルベルゲ主催のツアーでエリーが教えてもらってきたという近道でレオンの旧市街を抜けていく。街に向かう通

通勤客とすれ違いながら、橋を渡っていく
その後、ずっと車道に面した歩道を歩き続ける。雨はそんなに強くないけど

まだまだレオンの街
レオンの旧市街を抜けてかなり経ってからポ
住宅街の中の上り坂、郊外の工場のような建物の横の上り坂、地味に上り坂が続いている。きつい。
ポンチョのせいで、上半身が暑い。ポンチョ内の水滴がすごい。新しい登山靴の調子はまあまあ、どこも痛くない。マメもできていないと思う。ソールも厚くて硬いので、以前の登山靴に比べて足裏への刺激も少なくて歩きやすい。
けれども、今日はなんだか乗らない日。足も痛くないし、強風が吹いているわけではないから普通に歩けるんだけど、ノリノリで

ウケ狙いじゃなくて、実用重視
その直後から雨!かな

全然伝わらないけど、すごい上り坂なんですよ。。。
車道のすぐ横を歩いたり、車道に沿った草むらを
雨は降り続けて、空はグレー。行き交
ときどき自転車の巡礼者に追い抜かれるだけで、前にも後ろにも(ジニー以外)全然
うんざりする雨の中、国道沿いの坂道をただひたすらに足元だけを見て上っていた。途中でジニーに声をかけて板チョコを渡したら「Yukaさん、この村で休憩しませんか?」と看板を指さしながら言われた。その看板には、
すぐ隣の車道を大型トラックがびゅんびゅん通るたびに、風圧が

実は、村の手前の工業団地でした。。。
11時頃、天気予報通り、
「
一度、村の手前で(工業団地を見て)気が緩んだせいで、足取りが重

トルティージャとミニサンドイッチとカフェ・コン・レチェ
よう
カフェ・コン・レチェ、トルティージャ、
本当はこの村に泊まる予定だったけれど、
ポンチョも脱いで、すっかりリラックスモードでお茶休憩している時に「次の

すぐ?
次の村はすぐそこに見え

村の入口のアルベルゲ

今夜のお宿!
13:20頃、本日の目的地San Martin del Caminoに到着!村の入

備え付けのブランケットは怖いので、そっと棚にどけた
シャワーを浴びてお昼寝タイ
以前も同じようなアメリカ人女性に出逢ったように、ここでは1人で巡礼に来ているワーママに出逢うことが少なくなくて、そのことに対して「なんて素敵!」と思うと同時に「日本人には無理だろうなあ」と思ってしまう。もちろんドイツやアメリカですべての家庭の主婦が自由に旅に出れるわけではないし、彼女たちがかなり特殊なケースなのもわかる。
独身の私にとっては、未成年の子供をもつワーママが1ヶ月以上ひとりで旅をして、しかも安宿のドミトリーに宿泊
17時になりシエスタタイムが終わったから、ジニーとチョウの3人で村にある唯一の食品雑貨店へ。薄暗い店内、こんな品揃えでよくやっ
足が痒い。ずっと痒みが続いているが、赤みがさらに
両手の親指に
やっぱり疲れが溜まってる。朝起きる時がつらいし
待てど暮らせどエリーがアルベルゲに到着しなくて、もしかして道間違えちゃったんじゃない?とみんなで心配したけれど、どうやら昨日イヤホンを入手して音楽を聴きながらノリノリで歩いてた彼女は、宿泊予定だったこの村を通過して次の村まで行ってしまった!今夜は次の村で泊まるから明日アストルガで会おう!と連絡が入って、ひと安心。
今夜は久しぶりにバラバラで過ごす夜。寂しいけど、いつも一緒だと頼りすぎちゃうし、たまには別の宿に泊まったほうが色々な情報が集まるからこれでいい。残り12日間、なるべく知らない人と話
一時帰国して、しばらく実家に滞在していた頃は、とにかく早く家から出て、自由になりたい!また
巡礼中は日
巡礼路の途中で見かける、田舎でも都会でも、昼から(時には朝から

大鍋パエリア!

絶品!

サラダ!

牛肉の煮込み!

ポテト!

デザート!
19時過ぎからスタートした巡礼者ディナーは、アルベルゲのオスピタレイラ(とそのお手伝いレディー達)お手製。このスペイン家庭料理がもう
大鍋のパスタのパエリアも、牛肉の煮込みも付け合わせのポテトも、デザートもすべて美味しすぎ

食後の即興コンサート
食後にギター弾き語りの即興コンサートが始まり、それを聴
明日は約24km先の村Astorga(アストルガ)に到着する予定。ゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラにどんどん近づいているのに、今後やりたいことはまだまだみつからない。私
カミーノは人生の縮図、と言われるように、ここで自然と取る行動は、人生での自分の役割に似てるのかも
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