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【スペイン巡礼19日目】スペインの国土が広い割に人が少ないということをイヤというほど感じた日。3回目の日曜日、唯一営業していたパン屋さんでトリハスを買ってみた私の足はまだ痒みが収まらず気が狂いそうです

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Bercianos del Real Camino(ベルシアノス・デル・リアル・カミーノ)〜Mansilla de las Mulas (マンシージャ・デ・ラス・ムラス)27km

6時起床。まだ暗い部屋の中をスマホライトで床を照らしながらトイレに。ドミトリー8人部屋にバスルームが1つ。しかも洗面台とトイレが同じバスルーム内にあるので1人ずつしか準備できず、やや不便。スポーツタイツに履き替えて、キッチンテーブルでパッキング。

朝食は、板チョコ1かけ、オレンジジュース、インスタントコーヒー、オレンジを少し。コーヒーとオレンジは同じアルベルゲに泊まっていた韓国人母子からお裾分けしてもらったもの。巡礼中には、食べ物だったり絆創膏だったり、みんな何かしら他人にモノをあげたがる。特に食べ物は、バッグを軽量化したいから、という理由もあるのだけど(笑)

やっぱりスペインのオレンジ(スペイン語で、ナランハ)は安くて美味しい!昨夜ブリューが今夜の宿を予約してくれたから、急いで到着しなくてもいいと思うと少し気持ちがラクだ。

土壁の家

今朝は昨夜よりもさらに足の赤み&痒みが悪化している。5€を入れた封筒をバックパックに結びつけて、アルベルゲ中庭の小屋の床に置いた。風に吹かれて顔が寒いと思うので使い捨てマスク(昨日の手ぬぐいマスクは機能性がよくなかった)をつけ、ニット帽にヘッドランプを装着し、ジャケットのフードを重ねて被って7:20にアルベルゲを出発。

一歩外に出ると、、、寒い!おそらく外気温1〜2℃。「雨も風もそんなに吹いてないだけ昨日よりはマシ!」と自分に言い聞かせて。いや、めちゃくちゃ寒いんですけども。だって、普通はこんな寒い中、スポーツタイツ1枚(かなり短いショートパンツ重ねてるけど防寒性なし)で外出しないよね?笑

グラデーション!

宿泊していたアルベルゲが巡礼路から少し離れていたので、エリーと一緒に、巡礼路に戻るために村の中を少し遠回り気味にウロウロしてしまい、タイムロス。村を出る手前にある、巡礼路沿いの公営アルベルゲをなんとなく見ながら通り過ぎようとしたら、あ!スコットランド人ジョンが朝ゴハン食べてる!今夜の宿をジョンの分も予約しておいたことを伝えにいかなきゃ。ドアをノックしたらオスピタレイロのおじいさまが出てきてくださったけど、早朝に突然現れた巡礼者2人に若干困惑気味だった。え?今、到着したの?って。さすがにそれはない(笑)

1本道の上り道

綺麗なピンク色(が映っていない)

村を出る頃、ちょっと道標がわかりにくかったけど、無事にクリア。緩やかに上り坂。風が強くないので昨日よりは進んでる感じ。7:40過ぎに空が明るくなり始めた。西の空が透き通ったピンク色に染まっていく。初めて見る色。すごく綺麗!でもiPhoneでは伝わらないシリーズ。

朝食休憩するつもりだった村

8㎞先の村のバルで、トイレ休憩&朝食を取るつもりで頑張って歩いてきた。村で休憩していればみんな来ると思ったので、途中からずっと自分のペースで1人で歩いていた。8:55、出発から約1.5時間後、El Burgo Ranero (エル・ブルゴ・ラネーロ)に到着。

コウノトリはどこにでもいる

巡礼路を進んでいくと、アルベルゲの看板はあるけど、バルは1軒も営業していない。村に人の気配が全くない。コウノトリしかいない。ガーン。カミーノあるある

(1軒くらいバルは営業しているはず!と)勝手に期待して(バルが営業していなくて)勝手に落ち込む。もう何度目だろう。どうして期待してしまうのだろう。ないものはしょうがない。次の村に行くしかない。

尿意がなければ、心から楽しめる景色

失意と共に、村をあっさり通過したら今度は緩やかな下り坂。国道と並木(今は枯れてる)に挟まれた歩道を延々と歩く。えっと、次の村Reliegos(レリエゴス)まで何㎞だっけ?、、、13㎞! ジュウサンキロ?

ふぁ!

今朝珍しくコーヒーを飲んだせいか、尿意と便意が…!(お食事中の方、すみません)13㎞って早足で歩いても2.5時間はかかる。死んだ。歩けども歩けども、景色が全く変わらない。スペインの国土が広くて、人が少ないのはよーくわかった、、、ので、もう勘弁してほしい(笑)

本当に何もない

10時過ぎた頃から、進行方向左側からの横風が強くなってきた。iTunesで『Queen』と『The Greatest Showman』のアルバム2枚をひたすらリピートしながら歩く。何も考えない。何も考えられない。トイレのことを考えると行きなくなるから別のことを考える。一体、私は何を考えながら歩いてたんだろう?もしくは何も考えていなかったのかもしれない。

足の痒みが靴に当たって痛くなってきた。マメほどではないけど、確実に痛い。うんざりしながら歩き続けて、次の村まで残り3㎞ちょっとになった頃、誰か近く歩いてるのかな?と振り返った瞬間に追いついてきたらしいジニーがすぐ真後ろにいてギョッとした。彼が私に話しかけようとした瞬間に私が振り返ったらしく、彼もギョッとしていた。

その後はお互いイヤホンで音楽聴きながら、たまに思いだしたように喋りながら、同じようなペースで歩いた。彼もトイレに行きたいらしい。村まで残り1kmあたり、かなりのアップダウンがあってきつかったけど、私はトイレ行きたさを原動力にして無心で早足で歩ききった。

バル併設のアルベルゲ発見!

11:20すぎ、Reliegosの村で一番最初に現れるバル併設のアルベルゲ発見!やったー!13kmなんとか歩けた!私やったよ!バルの前で少し遅れて歩いてくるジニーを待っていたら、アルベルゲの道路反対側でずっとぐるぐるしていた地元の若い男性が道路を渡ってふらふら近寄ってきて、話しかけてきた。Where are you from? Oh, Japan! Japan! なんて言いながら、よだれっぽいものがついた両手で私に触ろうとするので思わず逃げる。追いかけられて怖かったので、急いでバルに入った。

可もなく不可もなく、といったお味

コーラとトルティージャで3.8€。クレデンシャルにスタンプをもらった。ジニーはYouTubeダウンロードして、星野源や米津玄師を聴いてたらしい。韓国人女子YouTuberがJ-POP人気曲をカバーして、韓国語訳も載せているYouTubeが韓国で大人気なんだとか。そんな話をしながら30分ほど休憩。そろそろ出発しようかという時に、疲れ果てたヨンが到着。

長めの休憩をして、12時少し前に出発。またさっきの男性が近寄ってきたのでジニーと一緒に逃げた。彼は毎日ああやって巡礼者に話しかけてるのだろうか。

有名なバル

派手な外観で有名なバルを横目で見つつ、この村もすぐに通り抜けて、本日の目的地Mansilla de las Mulas(マンシージャ・デ・ラス・ムラス)まであと少し!残り3㎞だと思っていた3㎞なら1時間弱!余裕!なんて2人で喜んでいたのに、なかなか到着しない。おかしいなあ?意外と遠い。前半疲れたせいで、体力落ちてるのかな?

雲!

実は、残り6㎞だった!2倍だもんね、それはなかなか到着しないはずよね!うっかり!上り坂に、下り坂。上っては下り、下っては上り。

国道にかかる高架橋

村が見えてきた!

国道の上にかかる高架橋(綺麗なブルー塗装!)を渡り、運河を越える。13:10頃、Mansilla de las Mulasに到着!

今夜のお宿!

ピンクとグリーン

村の入口から5分ほど歩いて、ブリューが予約してくれた今夜のアルベルゲにチェックイン!ベッド代8€。下段ベッド確保。シャワーの前に靴下を脱いでみたら、赤み(痒い!)の範囲が広がり、さらに両足に新しいまめができていた、、、やっぱり南京虫なの?なんなの?どうしたらいいの?

ここは小さな村、そして今日は日曜日なので薬局はおろかスーパーも休業中。何も買えない。

旧市街

巡礼者像

足は痒いまま、シャワーを浴びて、洗濯を出して(洗濯&乾燥でトータル5€、2人でシェアしたので2.5€)、何か食べるものを探しに村の散策へ。一応、観光もしておこうかな。ガイドブックによると12世紀頃はこの狭い旧市街の中に「7つの教会と4つの病院があった」んだとか。すごい密集度!

トリハス!

お買い上げ〜

「スーパーが休業中の日曜日でも、パン屋だけは営業している!」というスペイン人ブリューが巡礼最初の頃に言っていた通り、バゲットを抱えた地元民を数名目撃。彼らがどこから出てくるのかを観察していたら、看板も出ていないパン屋さんを発見!巡礼が進むに連れて、こうゆう勘は鋭くなってきた(笑)

パン屋さんのショーケースの中に、ひときわ輝く、砂糖をまぶしたパンがある。美味しそう。私がショーケースに張り付いて覗き込んでいる横で、地元マダムが4個も購入している。トリハス。あまりにも私がガン見していたせいか、店員さんが試食させてくれた。グラシアス。外見から想像していたよりも、中身が柔らかかった。甘くないパンが食べたかったので、ハムが入ったパイとトリハスを1個ずつでトータル4.7€。

トリハスが意外と高かった。あとからググったら、トリハスとは「スペイン版のフレンチトーストで、薄い輪切りにして甘く味付けしたミルクや白ワインに浸した噛みごたえのあるパンに、とき卵をつけて揚げたもの」ですって。イースター週間に食べるものみたい。手間隙かかるからお高いのね。

美味しかった!

アルベルゲに戻ってこのパイとトリハスを食べるつもりだったけど、さっき通りかかった時にどうしても気になったバルがあったので寄り道。ハンバーガー(4.5€)とコーラ(2€)を注文。このハンバーガー、メニュー写真が微妙だったけど実際は美味しくて幸せ。アルベルゲ1階のバルなので、巡礼者が続々とチェックインしていく。知った顔には挨拶を。フロミスタで私のヒートテックレギンスを救ってくれたアメリカ人おじさん兄弟にも再会した。

バルからアルベルゲへの帰り道にあった巡礼者のモニュメント

あ、私だ

バルからの帰り道、旧市街への入口近くに巡礼者をテーマにしたモニュメントがあり、裏側に回ったら、私がいた(笑)

アルベルゲに戻ってお昼寝。大きなマメで足が痛くて8時間以上かけて歩いてきたチョウもやっと到着。おつかれさま!すっかり母親代わりのエリーが娘(チョウ)のために下段ベッドを譲ってあげているのを見て感動。なんたる母性!

そんなことくらいで?と思われるかもしれないけど、重い荷物を背負って、長距離歩いてきて、誰もが疲れている中で二段ベッドの下段ベッドを他人に譲るって、ものすごく尊いこと!上段ベッドだと、ベッドで休憩したいのに、疲れ果てているとはしごが登れなくて、自分用のベッドにたどり着けず、ベッドで休憩できなくて、、、という負のループに入ってしまうんだもの(笑)

おすすめされたレストラン

ワイン

バゲット

サービスのコロッケ

トマトソースパスタ

ポークロイン

チョコレートアイス

フライヤー持参でサービスしてもらったコーヒー

18時すぎ、アルベルゲのオスピタレイロにおすすめしてもらったレストランへみんなで行ってみた。外に出たら、寒すぎる!小雨が降っていたので、駆け足で。アルベルゲからすぐ近くだよ!と言われたけど、実際は村のはずれだった。

トマトソースパスタ、ポークロインにつけ合わせのポテト、アイスクリーム、ワイン。アルベルゲでもらったフライヤーを持参したので、食後のコーヒー付き。これで8€!巡礼者メニューは美味しくて、おじさまウェイターのサービスの質が高く、気持ちよくお食事できた。それに比べて、Fromistaのレストランはひどかったねー、という話で盛り上がった。

アルベルゲへ戻る頃は外気温0℃、さらにはみぞれが降り始めていたので駆け足で帰る。ビーサンの鼻緒に当たる部分にも発疹ができており、痒くて歩きにくい。シャワーで足を洗って、痒み止めクリームをヌリヌリ。足がクリームでベタベタだから、ベッドのフレームに足を乗せて寝るしかない。

明日の目的地は、大都市レオン!しかも日曜日じゃない!ので、レオンで何を買って何を食べるかという話題で大盛り上がり。韓国ヤングチームはとにかくNIKEに行きたいらしい。なぜ(笑)

私は、まず絶対に買うのはSIMカード!このWi-Fiナマハゲ状態から抜け出したい。そして、この痒み対策の薬を薬剤師に相談したい。顔面の寒さ対策のフェイスマスクに、ミドルカットの登山靴もいいのがあれば買いたい。日本で買ってきた登山靴はローカットのスニーカータイプ。軽いのはいいけど、ソールが薄くて足裏が疲れるのと、足首が固定されていないので捻挫が不安。他には、顔の乾燥が気になるからスキンケア用品も何か欲しい。あとは、とにかくベッドバグ対策用品!!!少しでも安心して眠りたい。

明日のアルベルゲも話し合って決めたし、あとは寝るだけ。そうだ、レオンにはパラドール(国営ホテル)があったんだ、、、ちょっと気になってたんだけど、今回宿泊するのは無理そうかな。

ああ、ふくらはぎが筋肉痛。足が痒い。眠れない。塗り薬が乾かないので寝袋に足を入れられない。痒い。痒い。左手の親指にも痒み。これも虫刺され?痒い。うんざりすることばかり。でも、膝上〜太ももにかけては痩せたと思う!パツパツだった長ズボンがゆるい。洗濯で伸びちゃったとか言わないでね(笑)

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