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【スペイン巡礼16日目】「今日はお散歩だね♡」と余裕でスタートした日。寒さから逃げるため立ち寄った村のバルが休業と知って腰砕けたりしたけれど、爆速Wi-Fiと炊きたての白米で作ったタコライスで心もお腹も満たされました

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Fromista(フロミスタ)〜Carrion de Los Condes (カリオン・デ・ロス・コンデス)19km

7:15起床。今日は20㎞弱の距離なので8時出発予定だったけど、余裕かましすぎて少し寝坊しちゃった。トイレでスポーツタイツに着替えて戻ってきたらすぐに部屋全体の照明がついたので、ベッドで寝袋を畳んでバックパックに詰め込み、残りの荷物を抱えて隣の共有スペースへ。パッキングしながら朝食。

久しぶりにバゲットを買った

バゲットにチョリソーとチーズを挟んでサンドイッチにしてみたけど、バゲットが硬すぎて噛みきれなかったのでオープンサンド風。OIKOSのギリシャヨーグルト大好き。

そろそろ出発しようかな、というタイミングで、同じ部屋だったアメリカ人のおじさんが私の忘れ物を届けにきてくれた。ベッドに置き忘れてきたヒートテックレギンス(パジャマとして着用)!ああ、私の大事なヒートテックレギンス!脱ぎたてホヤホヤですみません!2日目のアルベルゲにパンツを忘れそうになったことを思い出した。ナヘラ手前のナバレッテの村でバイバイしちゃったアンドリュー、元気かな。連絡先聞いておけばよかった。

寒い

8:10過ぎにアルベルゲを出発。室内はホカホカだったけど、窓が結露していて外は寒そうだったので完全防寒スタイル。正解。やはり寒い!風はそんなに強くないけど、底冷えする感じ。日本の冬の朝って感じ。

フロミスタの村を出た

8時を過ぎているので空は明るく、たくさんの巡礼者が歩いているので迷いそうにないけれど、フロミスタの村を出るのが意外と難しいのかも。事前に読んだ巡礼者のブログでもこのあたりで道を間違えてタイムロスしていたし、スペイン人ブリューも間違えたみたい。彼は私達と同じアルベルゲを先に出発したのに、巡礼路の途中で後ろから追いついて来たからビックリした。私はエリーとチョウと3人で順調に、県道と並行する平坦な道をおしゃべりしながら歩いていった。

この時間帯はまだ太陽が低く、影がこんなに長くなる!

寒いけど、快晴だし、風も強くないし、「今日はお散歩だね♡」なんて、呑気に歩いていられるのは最初だけだった、、、というのは、知る由もなかった、、、

モホン多すぎ

それにしても、今日の巡礼路はモホン(巡礼路を示す、石の標識)が多過ぎない?笑 こんなに大量に置かなくても迷わないよ〜。ここにこんなに大量に置くくらいなら、昨日の道の途中にでも置いてほしかった。

右も左も巡礼路!

1時間弱歩いたところで、左右どちらにも矢印が指し示す別れ道が登場。どうゆうこと!?前を歩くおじさん巡礼者2人組は迷うことなく右に曲がった。エリーが地図で確認したところ、右がOld Camino、左がNew Caminoと呼ばれいて、数㎞先で合流するからどちらを選んでも大丈夫

右側は少しだけ迂回するルート、左側は距離は短いけど、県道沿いのルート。私達は話し合って、距離の短いNew Camino(左)を歩くことに決めた。エリー情報によると、数日後にまたこのような2択があるらしく、そこはルートを間違えると全然違うところに行ってしまうらしいので気をつけなきゃいけないみたい。

村を通過

県道沿いの平坦な砂利道を歩き続ける。だんだん風が強くなってきて、冷え込む。9:47、1つ目の村に到着。そのまま通過。

2つ目の村もすぐそこ

2つ目の村は、1つめの村から見えるくらい近い。この村も通過。

またモホンがいっぱい

2つ目の村を過ぎて、さらに平坦な道を進んでいったが、この頃から横からの寒風が強くなってきて、進みにくい。昨日と一緒!とにかく寒い!何度鼻をかんでも鼻水が出る。スマホで写真撮影しようと手袋を取ると、寒くて手が痛いくらい。ほんとやだ、寒すぎる。

さすがの20代男子達も寒すぎて無言

巡礼路横のベンチで休憩していた男子グループと合流した。ジニーは寒すぎて鼻が真っ赤、手袋がないから手が冷たくてストックが持てない(でも撮影はしまくる)。ヨンは寒すぎて、足のマメが痛すぎて、冷風にさらされた耳がカサカサになって血が出て、わけわかんなくて吠えてる。もう大変。

村が見える!結構大きそう!

「次の村のバルに入って温まって、トイレに行こう!」と声かけあって、元気づけて、歩き続けて、11:05頃にVillalcazar de Sirga(ビジャルカサール・デ・シルガ)村に到着。

おや?

まさかの、、、休業中!

遠くから見ていたら結構大きな村に見えたのに、実際に到着してみたら閑散とした村。人の気配がしない。やばい、このままだと巡礼路沿いにバル見つからないうちに村が終わるパターン?

遠くに見えるのはコカコーラの看板では?ということはバルかアルベルゲがあるのでは?、、、やった!!!やっぱりコカコーラの看板だよ!と、先頭の私とジニーが早足で近づいていったら、矢印で裏に回れと書いてある。入口は裏側なのね!了解!カフェ・コン・レチェ飲ませて!その前にトイレ行かせて!と思ったら、バルは営業していなかった。ハイシーズンしか営業しないの、、、?

バルが営業していなかったことを知った人達

追いついてきて事態を把握したヨンが落ち込んでベンチに座りこみ、呆然。私も隣のベンチに座ってチョリソー、板チョコ1かけ、バゲットを1かじり。さらに追いついてきたエリー&チョウも事態を把握して腰が抜ける感じ。彼女たちにチョコをあげて励ました。気づいていなかったけど、私はバル探しに集中しすぎて手袋の片方を巡礼路に落としていたみたい。(スマホ撮影の時に右手の手袋を外したから)チョウが気づいて拾って渡してくれた。この先、

本日の目的地Carrion de Los Condes (カリオン・デ・ロス・コンデス)まで、残りは6㎞。1.5時間ほどで行ける距離だけども、この寒さと風の強さ。この村のバルで休めると思って頑張ってきたのにそうはいかなかった落胆。これ、カミーノあるある。ガイドブックにバルのマークがついてても実際は存在しなかったり、オフシーズンのため営業してなかったり。

ゴールまであと463km!

気を取り直して、みんなで立ち上がって11:20頃に出発。村を出たところに標識があった。サンティアゴまであと463㎞だって!わーい!、、、とはならないよ!微妙すぎるよ!笑

平坦な砂利道をひたすらまっすぐ

「今日はお散歩だね♡」なんて呑気なこと言っていた数時間前から一転。

風はさらに強くなり、景色を楽しむどころではなく、ただ自分の足元を見て、両手に持ったストックをリズミカルに動かすことで半ばヤケクソ気味に体を前に前に出してゆく感じ。それでも全然進まなく感じる時があって、嫌になった。トイレ行きたい。お腹すいた。何も建設的なことは考えられない。ただただ、1秒でも早くアルベルゲに到着して温かいシャワーを浴びたいだけ!

この空を見て!

そんな気分で歩いていたら、少し前を歩いていたジニーが立ち止まり振り返って(なんかいつもジニーが近くにいる笑)「景色がいい感じなので、Yukaさんの写真を撮りますよ〜!」出た!私のカメラマン!(失礼)

でも今は寒くてフード被ってるし、バックパックに食糧を入れた袋を垂らしてるし、サマにならないんだよね、、、と内心思いつつ、せっかくのお言葉なのでありがたく、撮影してもらった。フードが変態チックだったけど、すごく綺麗な空!こんな綺麗な空の下を歩いていたなんて、この写真見せてもらうまで全然気づかなかった。彼が撮影すると、空の青が違う!たぶんスマホのせいだな(笑)今後もカミーノぽい景色の中を歩く時は、彼の近くを歩いて撮影お願いしようかな、なんて。

遠くに本日の目的地の村が見えてきた頃からホッとして、韓国男子2人と今夜のご飯について話し合う。勢いで「私が作るよ!」と言ってしまった。パスタか丼はどう?と聞いたら、寒くて足が痛くてテンション低すぎたヨンが「ライス!ウォー!」と喜び出したので、じゃあ頑張って何かご飯もの作るね、と。さて、どうしよう。こうなったらお料理上手なエリーを巻きこむしかない!

カリオン・デ・ロス・コンデス!

母国に帰国したら何が食べたい?トークで盛り上がっていたら、12:20、やっと本日の目的地Carrion de Los Condes(カリオン・デ・ロス・コンデス)に到着。

教会併設のアルベルゲに向かう

今夜は「3人のシスターによる美しい歌声がギターの伴奏と共に響くミニライブ」が開催されることで有名なサンタ・マリア教会併設のアルベルゲに宿泊する予定だった。スマホのカミーノアプリで常にルート検索している韓国男子達は、追いついてきたエリーとチョウが「アルベルゲはこっちの道だよ〜!」と別の方角を指さして叫んでいたけど「(昨日の1件もあるから)エリーは道間違えるから信用できない(笑)」とヨンが冗談ぽく言うので、私達はそのまま歩き続けて、修道院併設のアルベルゲに到着した。

中庭

広い

似たような背格好&ファッションのシスターがたくさん。メダイのネックレスをいただいた。

似たような背格好&ファッションのおばあちゃんシスター達がお出迎えしてくれた。「あなたたち、コリアン?サウスコリアのひとー?ノースコリアのひとー?」やたらと「ノースコリアンはいないか?」と聞いてきたのはなんだったんだろう。ヨンが冗談で「俺たちはサウスだけど、後から来るチョウはノースだよ!」と言ったせいで、シスター達、大興奮。「サウスとノース、仲良く巡礼してるのね!!」いやいやいや。ごめんなさい、さっきのはジョークでした全員サウスです!そして、この2人はジャパンです、、!と訂正して、やっとチェックイン手続き完了。ベッド代は7€。

初の一段ベッド!

シスターに案内された2階のお部屋『Asia』は、今回の巡礼路初の一段ベッド!一段ベッドは大歓迎だけど、ベッドの長さが短かった。165cmの私でもギリギリ。

今夜は19時から教会でミサがあるので、ご飯は18時スタートに決定。ということは、17時頃から準備しないといけない。シャワーを浴びようと思って服を脱ぎかけたところで「既に13時過ぎているから、先にシャワーを浴びてから買い出しに行くとスーパーがシエスタタイムになって閉まっては困る!」とエリーと話して、下はスポーツタイツだけ、上はゴアテックスジャケットを羽織って(フリースを脱いだままで)スーパーへ向かった。

寒い!風が強い!冬!フリース着てこなかったこととビーサンだったこと、汗が冷えたことでとにかく寒かった。スーパーDiaはそれなりの品揃えだった。今夜のメンバーには、ベジタリアンもいるし、お肉食べたい男子もいる。エリーのアイディアでタコライスを作ることに。肝心の白米は当初はレトルトパックを買うつもりだったけど、アルベルゲのキッチンに電子レンジがあったかどうか確認してこなかったし(これ毎回忘れちゃう)、レトルトご飯よりも炊いたほうが安いよね、とジャポニカ米のような短粒のお米を1㎏購入。私、お鍋でお米炊いた経験ないけど、エリーは自信満々だったのでお任せすればいいか。

ディナー用にトマト8個、アボカド4個、レタス1個、牛ひき肉800g、チーズ1袋などを購入。自分用には、焼きたてあったかなバゲット、ムール貝の缶詰、ヨーグルトなどを購入。荷物が重い。寒空の下、アルベルゲに戻って、お腹が空いていたのを思い出し、待ちきれずキッチンエリアのテーブルでバゲットと缶詰で遅めのランチ。はあ、幸せ。

ちなみに、この村のスーパーDiaはシエスタ中も通し営業していたみたい。小さな村のスーパーや食料雑貨店は13:30〜17:00までシエスタ休憩で閉店してしまう。(店舗によって14:00〜だったりする)

ベッドのある部屋に戻り、「そうだ、Wi-Fi繋げてみようかな、修道院併設の安価な宿泊料金のアルベルゲだから、Wi-Fi全然繋がらないんだろうなー」と全く期待せずに繋げてみたらなんと、、、爆速!!!ベッドの上が一番繋がるんじゃない?くらいの速さ。ありがとうシスター!おかげでなかなかシャワー浴びに行けなかった(笑)

エリーとシェアして洗濯機(3€)に洗濯物を入れて、キッチンでお米を研いで水に浸して準備完了。髪はまだ濡れていたけど、なんだか眠くなっちゃったので昼寝。窓は開いていないけど、寒くてブルブル震える。でも疲れすぎていて起き上がれず、寒い寒いと思いながら寝続けた。

時計を見たら17時になりそうだったので、気合で起き上がって1階へ。洗濯機から洗濯物を取り出して、乾燥機(3€)に入れ換えてキッチンへ。ベッド部屋にいなかったから、キッチンにいると思っていたエリーがいない。やばい。私1人じゃ、お鍋でお米炊けない。やばい。やばい。どうしよう。エリーが間に合わなかったら、レトルトパックご飯買いに走らないと!でも責任感強い子だから、約束したし、ちゃんと帰ってくるよね!と信じて、とりあえず、タコライス用の野菜でも切ろうかな、、、

と思ってトマトやアボカドを刻んでいたら、チョウと一緒に、大きなショッピングバッグを持って中庭を通過してキッチンに向かってくるエリーの姿が見えた。登山靴を買いに行ってたらしい。エリーに後光が差していたよ(笑)よかったー!これでもう安心!ということで、お米は完全にエリーに任せて、私は野菜を切る作業に専念した。心配していたアボカドも、ちょうど食べ頃で美味しそう!お鍋やお皿、カトラリーなど、必要なものがキッチンにちゃんと揃っていて、シスターありがとう!パート2。最初はIHの火力が弱くてどうなることかと思ったけど、途中から良い感じになってひき肉も炒めることができたし、ご飯も炊けそうだし、ひと安心。18時近くになり、ヨンやチョウが手伝ってくれて、無事にタコライス完成!

デザートは苺

さすが料理上手なエリー!長年の海外生活で培われた米炊きスキルを発揮してくれて、パーフェクトな炊き加減のお米がお鍋いっぱい!

白米ドーン!!!

「7人でお米1㎏って多くない?まあ、余ったら別の韓国人グループにあげればいいよね〜」なんて言っていたのに、お米に飢えていた若い男子達の信じられない食欲で完食。「巡礼中にこんな美味しいご飯(白米)食べれると思ってなかった!最高!」なんて絶賛してもらえて、飯炊きBBAも嬉しいよ。(私は、お米研いで水に浸しただけ笑)

ビュッフェスタイルにしたのでベジタリアンも、お肉大好き男子も、みんな満足できるタコライスになって喜んでもらえて私も嬉しかった。本当に美味しかった!みんなで割って、1人約3€。リーズナブル!

右手前は巡礼者像

19時近くなり、小雨が降る中、アルベルゲから歩いて2分のサンタ・マリア教会のミサへ。ミサに参加されている地元民のおじさまおばさま方は、派手ではないけどひと目で高級とわかるお洋服をお召しになって、綺麗に髪型やお化粧もセットしてらっしゃる。小さいけれど、豊かな村のよう。スペイン語は全然わからなかったけど、シスター達の歌声は素敵で、厳かな気分で19:35頃ミサ終了。ログローニョで買った紫色のニット帽がやっぱり気に入らなかったので、教会の目の前にある登山グッズのお店で新しいニット帽を買おうかなと思って寄ったのに、既に営業終了していた。閉店時間20時って張り紙してあるのに。さすがスペイン。

小雨の中、宿に戻り、家計簿をつけたり、パッキングしたり、自由時間。ヨンが「昼寝したらベッドバグ(南京虫)にやられた!痒い〜!」と騒いでいたので、みんな心配になってきた。

韓国製ベッドバグ除けシール

優しすぎるチョウがベッドバグ除けのシールをみんなに配布してくれたので、私も1枚もらってベッドに貼った。あとは、祈るのみ。コインが増え過ぎて、お財布代わりにしていた無印良品の薄型ビニールポーチが壊れちゃったので、普通の財布に入れ替えた。全然音楽を入れてこなくて、さすがに最近は歩いてる時に音楽が欲しくてたまらなかったので、iTunesでQueenのアルバム『ポヘミアンラプソディ』をダウンロードしちゃった!行きの機内映画をひっぱりすぎ(笑)

明日はまた7時出発の予定なので、今夜は早く寝なきゃ。大音量いびきの人が多かったり、消灯後の部屋の中をスマホライトを煌々とつけながら大声で話す人がいたりして、なかなか眠れない夜になりそう。

余談だが、私達が宿泊したのは、サンタ・マリア教会ではなく、サンタ・クララ修道院。今日はエリーの指摘が正解だった。マリアじゃなくてクララ。間違えちゃったけど、Wi-Fi爆速だったから大満足♡

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