Ages(アヘス)〜Burgos(ブルゴス) 24km
6時起床(だけど、今日からサマータイムなので

真っ暗!
7時に出発。アルベルゲ前が街灯で明

夜が明け始め、次の村がぼんやり見えてきた

後ろ(東側)を振り返ると美しすぎる朝焼け!
約30分後、

盆地

道なき道を往く
きつい登り坂!石ごろごろ。「次の村まで2.

木製の大きな十字架
坂をなんとか上りきったら、大きな木製の

カスティージャ地方の平野。何もない。
そこから一気に下り坂。しかも、また石ごろごろ!集中して、足元に気をつけないとかなり危ない。石が少なくなって麓に下りた後は、

長閑なサンデーモーニング
日曜朝のせいか、地元民も誰も歩いちゃ

同じポーズのねこちゃん
出発してから約2時間半。9:30頃、
その後15分くらいは女性3人で話しながら歩いたものの、同じくバックパック無しのウィンディ(彼女は現地の巡礼ツアーに参加しており、大きなバックパックはホテル間を運搬してもらうので歩く時は小さなリュックのみ、全行程のホテル&
今日のルートはこの先二手に分かれ、直線的で無味乾燥な国道沿いの道、または、少し迂回するが、ブルゴス空港沿いと公園の遊歩道を歩く道を選ぶことができる。残されたエリーと私は迂回ルートを選択し、おしゃべりしながらのんびり歩いた。

ブルゴス空港のフェンス
ブルゴス空港のフェンス越しに、遠くに街並みが見
さらにログローニョで購入した膝サポーターの
『PARK』と示された矢印に従って、アルランソン川に沿った公園内の遊歩道を歩く。日曜なので地元民達が犬を連れてお散歩していたり、

さすが自然公園
公園内の巡礼路も道標が少なすぎて、やや不

あのー、ブルゴスはどこですか?
お散歩中の地元の老夫婦にもじゃんじゃん追い抜かれ
すれ違う人が多すぎて、こちらから挨拶することもなくなっていたけれども、そんな中でもときどき元気よく「ブエンカミーノ (良き旅を)!」と笑顔で声をかけてくださる地元のおじさま&おばさまに励まされて歩き続けることができた。結局、最後まで道標が少なく不安を感じながら、アプリの地図を頼りに、なんとかブルゴス市内へ到着!

ついつい、美味しそうなタパスまで注文
バルはどこ!後ろから来るエリーと再会できるように巡礼路に面したバルに入りたい。巡礼路沿いの綺麗なバルはどこ?12:15、ピンときたバルに駆け込んで、トイレを借りてスッキリ。 コーラだけのつもりが、ついつい目の前のショーケースに入っていたマヨネ
ついでにウィフィー(スペイン語では、Wi-Fiの発音はウィフィーぽい)も繋げて、エリーにLINE。それから今夜のアルベルゲへの行き方をGo
20分経過。まだエリーが来ない
ブルゴスはアルランソン川の両側に広がる中世の城下町で、スペイン巡礼者にとってはログローニョ以来の大都市。巡礼路にある街の規模としては、パンプローナに次ぐ大きさ。街に入ってから旧市街のアルベルゲに到着するのは結構大変だった。疲れ切っているし、日曜なので人通りも多く、人混みをかき分けて、最後にトドメの階段を上りきってアルベルゲを発見。エリーのGoogle Mapと彼女の鋭い勘に感謝!
わかってはいたけれど、日曜日なので大都市といえど、バル以外は軒並み休業。ZARAも

ブルゴスの広場で子供たちがカード交換会中
広場は人だかり。この街&周辺の村すべ

ブルゴスの大規模な公営アルベルゲ
13時、公営アルベル

バル『BAR BABIA』

スペインにしてはかなり美味しかったカルボナーラ(他のバルは麺が柔らかすぎる)
チェックインは14時からなので、アルベルゲの玄関外にバックパッ
隣のテーブルで同じく休憩していた巡礼者のおじいさんはなん

韓国女子たちも到着。バックパックの列が長くなっていく。
14時になり、チェックイン。6€。ベッド番号が指定されたのでドキドキしながら2階に上がると、、、やったー!指定されたのは下段ベッド!公営で安価なのに、かなり綺麗なアルベルゲ。でもWi-

4ベッドでひとかたまり

オシャレさ優先?で実用性のなさすぎるハシゴ(上段ベッドだったエリー談によると、小柄な女性のユーザビリティは全く考慮されていない設計らしい)

1階シューズロッカー

共有スペース
急いでシャワーを浴びて、

世界遺産!ブルゴス大聖堂!
カテドラルが豪華絢爛!

刺すような日差しにも、寒風にも負けず、テラス席で楽しむ人々

どこからでも大聖堂が見える街ブルゴス

Tinto de Verano
どうしてもWi-Fiを繋げたか
またジャカルタ在住時に出逢った、ICUの先輩女性達とのLINEで「ゆかちゃん、歩きながらたくさん考え事できるね!」と言われ、「いやいや、道に迷わないように道標を気にしているから意外と考えられないし、考えても未来のことよりも過去
こんな私でも、未来について考えられるような日が来るだろうか、、、
今は歩きながら過去の恋愛のことばかり考えてしまう。しかも登場人物は日替わり(笑)
そんなことを考えていたら、あっという間にディナータイム。韓国人グループがやってきたので、一緒のテーブルで巡礼者メニューをいただくことに。

同じテーブルの韓国ガールズ達、愛嬌があってかわいい
こちらもカルボナーラと同じく、予想に反して美味しかった。楽しいディナーだった。
ディナーを終えて、日曜でも唯一営業している(しょぼい食品雑貨店)SANDROにみんなで向かい、明日の食材を購入。店内奥の雑貨売り場はあまりにも汚くて雑然としていて、一瞬ゴミ置場かと思った(笑)ここには美味しそうなパンがなかったので、昼間散歩していた時に見かけたパン屋さんまで遠

嫁入りします

誰かいいひと見つかるといいね
洗濯&乾燥代をセーブするために、毎晩手洗いしている巡礼者(特に男性)は多いけれど、私とエリーは生乾きの洗濯物をバックパックにぶら下げて歩くのがイヤなので、ここはお金をかけよう、毎日洗濯機&乾燥機を使おう、このくらい贅沢したっていいじゃないか(笑)といつの間にか洗濯はアウトソースすることになっていた。日本から持参した緑茶を飲

輪っか付き洗濯ハサミが珍しいらしく、韓国人グループが私の寄付した直後にほとんど持っていった(笑)
明日の目的地をどこに設定するか。20㎞先のHornillos del Camino(オルニージョス・デル・カミーノ)にするか、31.5㎞のHontanas(オンタナス)にするか、、
そのやり取りを見ていた、チャーミングな韓国女子ヘジンがドヤ顔でSee you tomorrow! と言いながら部屋に戻っていった。彼女は最初から明日は20㎞しか歩かないつもりで、バックパックは毎日送る主義。常に荷物を軽量化することばかり考えている私達と違い、彼女はバックパックを背負う気がないから、どんどんカミーノグッズを買って身につけ、楽しんでいる。「私は努力がキライなのよ〜」と言いながらスペイン巡礼に参加しているし、毎朝めちゃくちゃ早起きでスタートしているし、英語は苦手だけどなんかよくわからないけど周囲をパッと明るくするユーモアのセンスなど、目が離せない一押しキャラ。
明日のゴールが20㎞先だと思うと、かなり気が楽。オルニージョス・デル・カミーノで私達が宿泊したいと考えているアルベルゲは36床しかないので、明日も6時
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