「初めての女子旅バンコク!せっかくなら、現地の安くて可愛い(ちょっと話のネタにもなる!?)ネイルサロンに行ってみたい!」
そんなあなたにオススメしたいのが、バンコク在住の日本人女性で知らない人はいないと言われる、超有名人気ネイルサロン「ゲーガイ」です!
バンコクにはローカル経営サロンから日本人ネイリスト常駐サロンまで、迷うほどネイルサロンがあるんです。私もバンコクに移住した直後、お友達に教えてもらったりネットで調べてトライしてみたものの、なかなか気に入るところが見つからずネイルサロンジプシーになりました。
通いやすさ、技術、価格…どこの国でも悩みますよね。
そんな私が幾多のネイルサロンを試して、ついに見つけたのが「ゲーガイ」!浮気せずに通い続けているネイルサロンです。
2017年春、内装がリニューアルされて店内がかわいくなったので、お店の方に承諾を得て店内も撮影してきました。バンコク在住&ゲーガイ大好きな私が、ちょっと独特な「ゲーガイ」ルールも合わせて詳しくご紹介します!
『ゲーガイ』の場所と行き方
最寄駅は、BTSプロンポン駅(Phrom Phong)。3番出口から徒歩で約5分。
日本人エリアとして有名なスクンビットエリアにあり、とても便利なロケーションです。
プロンポン駅を背中に、大通り(スクンビット通り)をトンロー方面にちょっと歩き、ソイ39を入ります。100mほどまっすぐ進めば、右手に『ゲーガイ』があります。
「ソイ」はタイ語で「細い道」のこと。

ソイ39の入り口
この歩道(これがソイ39)をまっすぐ進みます。左手にYourmobileやCOCAレストランが見えます。

撮影時、やたらと車が多いですね
コンドミニアム《VITTORIO》が見えてきたらもうすぐ!道路を渡る時は、左右の確認をお忘れなく。
『ゲーガイ』に到着!

まさかのカタカナ!
KAEKAIと書いて、ゲーガイ!

お隣さんは、ふれんず
さあ、勇気を出してドアを開けましょう!
店の前のベンチにスタッフの女の子達が暇そうにしている時もあります。それはラッキー!なぜなら「スタッフが外にいる=店内でネイルをやってるお客さんが少ない」というサインなんです。
ゲーガイは予約不可。
来店すると大抵すぐに案内されますが、かなり待たされる時もあります。噂によると平日の昼前から2pm頃は日本人マダム客が多く混雑していることが多いとか。もしスケジュール的に可能なら、この時間帯を外して来店するのがいいかもしれませんね!
ドアを開けると、そこはローカル美容室。どローカル。
初めて行くとびっくりすると思います。びっくりしてください(笑)
スタッフも、そこにいるお客さんも一斉に振り向きます。
ここでひるまずに「ネイル!」と言いながら、ジェスチャーで自分の手か足を指差しましょう。おばちゃんスタッフが「ネイル?じゃあ、2階に行きなさい」とジェスチャーで教えてくれます。
ネイルサロンは2階です!
シャンプー台の手前、右側のテーブルにある番号札の入った袋を受け取って

シャンプー台の横を通過してドアを開け、階段を上るとシューズクローゼットがあります。靴を脱ぎ、番号札の「クリップがついているほう」を自分の靴につけます。

さらに階段を上ります。

撮影時は夕方だったので外が暗いですが、昼間は太陽光が入って明るい店内です
ドアまで来たら、近くにいるスタッフの女の子にまず挨拶。サワディーカ♡ 自分の存在をアピールしましょう!無言で立ってると気づいてもらえないことがたまにあるみたいです。切ない。
気づいてもらえたら、スタッフが席を指定してくれるので、ついて行きます。お友達同士で来店した場合、よっぽど混雑していない限り隣同士にしてくれます。ボーイフレンドが一緒に座って待ってる女の子もときどきいるので、ネイルしない同伴者がいても大丈夫のようです。Free WI-FIありますよ♡
(2017年12月追記)メインルームが満席のときは、サブルームに案内されます!

リニューアル前は、このお部屋はスタッフの私物&食べかけの屋台飯があったり…とすごい空間でしたが、かなり洗練されていました。メインルームで席が空いたら、移動できます。
たまだー?

私はハンドもフットも毎回同じ色で1色塗り、爪の長さもカタチもリクエストを伝えてあるので、何も言わないでもサッと用意してもらえますが、そうでない場合に聞かれる二大クエスチョン!
ここを突破しましょう!
鉄板質問①


鉄板質問②


このシーン、よく遭遇します。ほんとに。
そりゃあ、「て?あし?」と日本語通じる感を出してきて油断させたところでいきなり「たまだー?」って聞かれても困惑しますよね。私も初回訪問時は困惑しました。
「え?たまだー?え?マニキュアじゃなくてジェルしたいんだけど、、、え?なになに?」ってなりましたよ。自分のことかい。
ここは同胞として異国の地で困っている日本人女子を助けねば!と勝手に思って、「あの、いきなりすみません。マニキュアか、ジェルネイルどっちにする?と聞かれてますよ」と話しかけてみたりするんですが、突然隣から話しかけてきた、見た目タイ人ぽい私の日本語も脳内タイ語に変換されているのか、全くお役に立てたことがありません。残念。
たまだー(タイ語で「普通の」みたいな意味)はマニキュア。OPIとかですね。じぇるはジェルです。
参加型ネイルサロンです
たまだー攻撃を無事にかわしたら、あとは甘皮処理&ネイルしてもらうだけ。
甘皮処理も、他のお店で施術してもらったジェルネイルオフも無料!これってすごいですよね!
アットホームな雰囲気の「ゲーガイ」では、スタッフとお客さんの心を一つにすることが大事です。まさに参加型ネイルサロン。私はよくうたた寝して動くので注意されます。とりあえず起きていたほうが良さそうです(笑)
例えば、甘皮処理前に爪を洗ってくれるんですが、風呂桶!
ちっちゃな風呂桶が2つ、まず風呂桶①のぬるま湯(ときどき熱湯!ろーん!)に手を入れて、石鹸つけてブラシでわしゃわしゃ。
タイ語で「熱い/暑い」は「ろーん」

綺麗になったら、風呂桶②と交換。こちらのぬるま湯(ときどき熱湯)に手を入れて、すすぎ。
この風呂桶はもちろん、私の太もも(の上にクッションが重ねられた上)に置かれるので、バランスよい体勢を取ることと、風呂桶交換タイミングにいい感じに濡れた両手をあげておくこと。あ・うんの呼吸♡
私は日本のネイルサロン未経験なのですが、日本では風呂桶使ってないですよね?使ってます?
インドネシアのネイルサロンでも、ベトナムのネイルサロンでも風呂桶は出てこなかったような…アメージングタイランド。
ジェルネイルの場合は、UVマシンも太もも(のクッションの上)に置かれて非常にバランス悪いので、こちらも、あ・うんの呼吸で対応してくださいね。これが自然とできるようになったら、あなたもゲーガイマスター!
ゲーガイマスターを目指してない方は、スタッフに言われた通り、手を動かし、足を動かしていれば大丈夫です。むしろ何もしないのがいいです。
そんなに混んでいない時は、ハンドとフットに1人ずつスタッフがついて同時進行してくれます。わちゃわちゃします。
インスタで見つけたネイルも完コピしてくれます!
さきほども書いた通り、私は昔からシンプルネイルが好きで、基本は1色塗り。たまーにフレンチにするくらい。
ゲーガイでもお気に入りの色を見つけてからは毎回同じリクエストしているので全然使いませんが、ゲーガイにはちゃんとチップの色見本やデザイン見本も置いてあります。
「メニュー!」と言いながら、空中で四角を描けばメニュー(カラー、デザインサンプル)を取ってきてくれます。

チップのカラーサンプル
百均のクリアファイルに入ったデザイン見本の一例。(反射して見にくくてすみません…)

フラワー

フレンチ
イベントネイルにも対応しております。

ハロウィン!
アートをしているお客さんを観察したところ、お店に置いてあるデザイン見本よりも自分のスマホを見せてデザインをオーダーしているようです。

かなりの再現性!
インスタとかで見つけたかわいいデザインのスマホ画面を見せると、スタッフが自分のスマホで撮影して、その写真を参考にデザインしていくんですが、これがすごいんです!
もともとゲーガイというと「下書きなしで、ささっと水性ペンで描くアートがすごく上手!」という評判ですが、どちらかというと、お花だったり、アニメのキャラクターだったり、かわいいイメージのアートが多かったような気がします。
もちろん、今もそうゆう可愛いのも上手なんですが、それに加えて最近はモードな?モダンな?シュッとした?おしゃれなインスタグラマーがしてそうな?そんなかっこいいデザインの再現度がすごいんです!
どローカル美容室ネイルサロンでこんなデザインできちゃうの?!という驚き。と言いながら、驚いてる私は一度もアートお願いしたことないのですけど。近くのお客さんの手元&足元こっそりガン見です。
ネイルが完成したら担当スタッフがクリームを塗ってくれて、ハンドの場合は手と腕全体、フットの場合は膝下まで簡単なマッサージをしてくれます。これが意外と気持ちいい♡
気になる料金は?

ハンド
単色塗り(ノーブランド):180タイバーツ(約600円)
単色塗り(有名ブランド ex. OPI、Zoya等):230タイバーツ(約760円)
ジェルネイル:480タイバーツ(約1,600円)
フット
単色塗り(ノーブランド):200タイバーツ(約660円)
単色塗り(有名ブランド ex. OPI、Zoya等):250タイバーツ(約830円)
ジェルネイル:500タイバーツ(約1,650円)
ネイルアート
20タイバーツ~(要相談)
※1タイバーツ≒3.3円で換算
20バーツ紙幣、用意してきましたか?
あとは、お会計。ここでまた「ゲーガイ」の俺ルールが出てきます!
担当スタッフが、入店時に渡された番号札の入った袋に合計金額を書いた紙を入れてくれます。

わたしは単色ジェルネイル(ハンド&フット)で980バーツ
お会計は1階の美容室、なんですが。その前にチップを払いましょう!
担当スタッフ1人につき、20バーツ。緑色の紙幣です。

これが20バーツ紙幣
担当スタッフが2人以上いて、すでに目の前からいなくなっている場合、探そうと思って店内を見回してもどのスタッフの女の子も同じ顔に見えてしまって見分けがつかないこともありますが大丈夫!
他のスタッフがちゃんと教えてくれます。すごい連携プレー。
もし20バーツの用意がない場合は、1階のお会計のおばちゃんが両替してくれます。
チップを払ったら、靴を履いて1階に。最初に番号札をもらったあたりでおばちゃん店員にお支払いして終了です。お疲れ様でした♡
ローカルサロンならではの注意点!
以上、長々と「ゲーガイ」愛を語ってきましたが、最後に注意点を少しだけ♡
写真見て頂ければなんとなくわかると思いますが、タイ人経営のローカルサロンです。もちろん日本人スタッフはいないので、日本人的感覚だと「え!?」となることもあります。
担当スタッフによっては、ネイル施術しながら私用電話したりLINEしたりしてます。
「ちょっと先にLINE返事するから待ってて」みたいに言われることも。マイペンライ。
ホントの営業時間
公式には【営業時間:平日(月曜から土曜)7am-7pm】となっていますが、私の独自調査によると、
7pm=片付けが終わり、戸締りをして、スタッフが帰宅する時間
のような気がしてなりません!東南アジアあるあるですね。
以前、大事な約束の直前に爪が割れてしまい、6pmを数分すぎた頃にゲーガイに駆け込んだことがあって。1色塗りでアート無し、普段1時間もかからないからなんとかギリギリやってくれるかな、という期待だったのですが、6pmの時点で1階美容室も2階ネイルサロンも店じまいモードでした、、、。
よく通ってるし、時間がかかるリクエストしない客だから、ということでなんとかやってもらえましたが、以後気をつけなきゃと反省しました。
教訓!遅くとも18時までの入店をオススメします!
ところで、朝は7時から営業してるんでしょうかね?わたし早起きできなくて、午前中に一度も行ったことがないので未確認なんです。今度起きれたら確認してみます!
(追記)朝行ってみました!
先日、朝9時頃に行ったら、ちゃんと営業していました。しかも、日本人マダムで大混雑!
(それでも9時、、、)
日本語通じる?
通じます!
、、、と言いたいところですが、「て?あし?」程度でしょうかね、通じるのは。
英語ができるスタッフは数名います!
英語もできないんですけど、やっぱりローカルサロンは無理でしょうか?
いいえ、ご安心ください。
・やりたいカラー、またはデザインの写真
・たまだーはマニキュアのこと、という理解
・20タイバーツ(緑色の紙幣)を3枚以上
※担当スタッフは、多くても3名
この3点を持参すれば、
サワディーカ(こんにちは、さようなら)♡
コップンカ(ありがとう)♡
以外のタイ語ができなくても、英語ができなくても、かわいいネイルは完成します!
かわいいは作れる!ゲーガイで!
バンコク女子旅の思い出に、ぜひ「ゲーガイ」でネイルしてみてくださいね♡
『ゲーガイ』の店舗詳細
場所:BTSプロンポン駅から徒歩5分。(ソイ39)
Soi Sukhumvit 39, Khwaeng Khlong Tan Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110
営業時間:平日 7am-7pm
※遅くとも6pmまでの入店が望ましい
定休日:日曜日、タイの祝日(特に、4月のソンクラン休暇前後は約2週間の臨時休業になりますので、ご注意ください)
予算:
ジェルネイル:ハンド480バーツ(約1,500円)/フット500バーツ(約1,600円)
※ジェルオフ無料(他店で施術したジェルネイルでも可)
※アートは別途料金がかかります。
予約:予約不可。(平日の昼前〜2pm頃が混むとの噂。)
無料Wi-Fi:有り。お願いすれば、スマホの充電もさせてくれますよ!
番外編
あまり需要がなさそうですが…私の愛用カラーも結構いい色なので一応番号書いておきますね!
ゲーガイに行って、どうしても色が決まらない時のご参考になれば。(ちなみに、たまだーじゃなくてジェルネイルです!)
ハンドカラーは、ゲーガイ番号「13」
日本人男性ウケ抜群のピンクベージュ。少し欠けても、剥がれても目立たないのがうれしい。(ズボラさん向け)

フットカラーは、ゲーガイ番号「87」
欧米系男性ウケ最強のボルドー。日本人男性からはかなり不評。「それ、血?」と聞かれますが気にしない(笑)

バンコクに来たら、ぜひゲーガイ行ってみてくださいね~!
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